「虎に翼」最終週の相関図が公開 美佐江の娘など新キャラ2名が追加

AI要約

伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説「虎に翼」の最終週の相関図が20日公開された。

新たな登場人物2名が加わり、主人公の寅子の過去や新たな展開が明らかになる。

物語は女性弁護士の活躍を描いており、心温まる人間ドラマが展開されている。

「虎に翼」最終週の相関図が公開 美佐江の娘など新キャラ2名が追加

 伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説「虎に翼」(NHK総合・月~土、午前8時~ほか)最終週(9月23日~)の相関図が20日、番組公式サイトやSNSで公開された。新たな登場人物2名が加わっている。(第25週の内容に触れています)

 主人公・佐田寅子(伊藤)の名を知る謎の少女が現れ、その少女が森口美佐江(片岡凜)の娘・並木美雪(片岡凜 ※一人二役)であること、美佐江は亡くなっていることが明らかになった「虎に翼」第25週。今回新たに相関図に加わったのが、その美雪と祖母の佐江子(辻沢杏子)。

 美雪は、寅子が新潟地家裁に赴任中に出会った高校生・美佐江の娘で、母が遺した言葉が書かれた手帳を大切に持ち歩いているというキャラクター。同級生の男子を駅の階段から突き落とした疑いで審判が行われたが、男子が意地悪をしようと手帳を奪って逃げ、美雪は取り返そうとしたという事情から、寅子が不処分とした経緯がある。

 美雪の祖母・佐江子は、亡くなった美佐江に代わり、美雪を育てている。美雪の姿や話すことが美佐江に似てきていることを心配し、寅子に助けを求めるという人物だ。美雪が3歳になってすぐ、車にひかれて亡くなったという美佐江。美雪が大切にしている手帳には「美雪 愛してあげられなくて ごめんね」から始まる、衝撃的な美佐江の胸中がつづられていた。美佐江の思いと佐江子の願いを受けて、最終週に寅子はどんな対応を見せるのか。

 朝ドラ・110作目の「虎に翼」(全26週・130回)は、女性法律家の先駆者である三淵嘉子さんをモデルとしたオリジナルストーリー。日本初の女性弁護士で後に裁判官となった一人の女性が、困難な時代に道なき道を切り開き、苦境に立たされた人たちを救うために奔走する姿を描く。脚本は、「恋せぬふたり」で向田邦子賞を受賞した吉田恵里香。27日に本編の最終回を迎え(土曜は1週間の振り返り)、30日からは橋本環奈が主演を務める連続テレビ小説の第111作「おむすび」がスタートする。(清水一)