たかまつなな 自民総裁候補らに憤り…若者の被選挙権「いつまで議論してる?」 河野氏「やる気が…」

AI要約

タレントで時事ユーチューバーたかまつなな(31)がABEMA「Abema Prime」に生出演し、自民党総裁選に立候補した9候補に憤りをぶつける一幕があった。

河野太郎デジタル相が若者の政治参加を促す提案をする中、たかまつななが若者の政策参加のプライオリティーに不満を漏らした。

議論が停滞している若者の政治参加に対し、たかまつななは全体のやる気を高めるよう訴えた。

たかまつなな 自民総裁候補らに憤り…若者の被選挙権「いつまで議論してる?」 河野氏「やる気が…」

 タレントで時事ユーチューバーたかまつなな(31)が19日、ABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に生出演し、自民党総裁選(27日投開票)に立候補した9候補に憤りをぶつける一幕があった。

 告示から1週間のこの日、立候補した9人をスタジオに迎え、お笑いコンビ「EXIT」をMCに、さまざまなテーマについて激論を繰り広げた。

 国民の幸福度について、兼近大樹が「30、40代を若い層と呼んでると思う」と、候補たちの認識に問いかけた。その上で「“夢とか希望がなくても幸せだよ”という10代、20代がいるんですけど、そこを“みんな夢、希望を持とうよ”は、おこがましい。大人から見ても」と、若年層の意見を代弁した。

 すると、河野太郎デジタル相は「ダイレクトに世の中を若い人に変えてもらいたいなと思う」と話し、「今、投票権は18歳ですけど、立候補できる権利も18歳まで下げた方がいい」と提案。G7諸国でもフランス、ドイツ、イタリア、カナダは18歳で被選挙権があり、「日本でできないはずはない」と訴えた。

 また「そういうのをネットで問いかけると、年配がボロクソに言うわけですよ。“そんなもん、社会経験のねえやつに何ができるんだ”とか、“若すぎるだろ”と。だけど、若い人はいろんなところの町おこしを手伝ったり、地域活性化をやっていたり、社会的な課題に挑戦したりという若者はいっぱいいる。立候補したからといって、当選できるかどうか分からないけど、可能性はある」とも訴えた。

 この意見に、他の8候補も賛成の意思を示したが、ここでたかまつが疑問を口にした。「これもいつまで議論してるんですか?2016年に選挙権年齢が引き下げられたわけですよ?被選挙権年齢を下げるか下げないかで、話題に上がっていて。この件って、明らかに反対している政党がない。なのにどうしてこれをやってくれないのか。若者の政策参加のプライオリティーを上げてくれない」。遅々として進まない若者の政治参加に不満を漏らした。

 河野氏は「みんなやる気がないというか…」とこぼすと、たかまつは「誰が総理になってもやって下さい」と声高に訴えていた。