「鳥の演劇祭17」開幕、鳥の劇場プロデュース「象」ほかの舞台写真が到着

AI要約

「鳥の演劇祭17」が昨日9月13日に鳥取・鳥の劇場ほかで開幕しました。

本演劇祭では舞台写真が届き、様々な作品が上演されます。

「鳥の演劇祭17」は9月29日まで行われます。

エアリアルとダンスで描かれる「私の中の男を殺す」や、公募オーディションで選ばれたメンバーによるツアー型演劇の「チドリの夢 デラックス」など、多彩な作品が観客を魅了することでしょう。

また、障がいを主題にした戯曲を取り上げる「みんなで書く戯曲のコンテスト」も注目です。

「象」の初演や、ディアーナ・サレス、福永武史、フィレンツァ・グイディなど、著名な演出家や出演者の作品も目白押しです。

どの作品も9月15日まで上演されるため、演劇好きには見逃せない機会と言えるでしょう。

「鳥の演劇祭17」開幕、鳥の劇場プロデュース「象」ほかの舞台写真が到着

「鳥の演劇祭17」が昨日9月13日に鳥取・鳥の劇場ほかで開幕した。

「鳥の演劇祭」は鳥の劇場を中心に開催される、今回が17回目となる演劇祭。本日9月14日に開幕する「鳥の劇場プロデュース『象』」、「ディアーナ・サレス『私の中の男を殺す』」、「鳥の劇場 鹿野タイムスリップツアー『チドリの夢 デラックス』」、「令和5年度入選作品リーディング『みんなで書く戯曲のコンテスト』」の舞台写真が届いた。

1962年に発表された別役実の「象」は、原爆で背中に負ったケロイドを見せ物にし人々から拍手喝采を受けていた病人と、その甥を軸にした物語。本公演では沖縄の演出家・福永武史が演出を手がける。公演は明日9月15日まで。

「私の中の男を殺す」はブラジル出身のサーカスアーティスト、ディアーナ・サレスがエアリアルとダンスで描くソロステージ。トランスジェンダーであるサレスが、本当の自分を探す過程での葛藤や喜びを表現する。公演は明日15日まで。

「鳥の劇場 鹿野タイムスリップツアー『チドリの夢 デラックス』」は、鳥の劇場が公募オーディションで選ばれたメンバーと共に鹿野町内を使って繰り広げるツアー型演劇。今年は1937年生まれのとある美容師の物語を取り上げる。公演は明日15日まで。

「令和5年度入選作品リーディング『みんなで書く戯曲のコンテスト』」では、2023年度に文化庁の委託事業として鳥の劇場が実施した「みんなで書く戯曲のコンテスト」より、入選作6作品を鳥の劇場の俳優がリーディングする。障がいがある人が書いたか障がいを主題にした戯曲であることが条件で、最優秀賞はたかはしひでかずの「展覧会の絵」、優秀賞にモスクワカヌ「Bamboo」、さらに麻田姉タロー「サイパンに行こう!」、唄辺マキ「公園の出口にて」、花守倫果「白箱の光合成」、千田恵子「母と『わたし』のものがたり」が入選した。公演は16日まで。

なお「鳥の演劇祭17」は9月29日まで行われる。

■ 鳥の演劇祭17

2024年9月14日(土)~2024年9月29日(日)

■ 鳥の劇場プロデュース「象」

2024年9月14日(土)・15日(日)

鳥取県 鹿野往来交流館 童里夢

□ スタッフ

作:別役実

演出:福永武史

□ 出演

中垣直久 / 村上厚二 / 山本芳郎 / 三橋麻子 / 高橋等 / 大田信之介

■ ディアーナ・サレス「私の中の男を殺す」

2024年9月14日(土)・15日(日)

鳥取県 鳥の劇場[劇場]

□ スタッフ

作・演出:フィレンツァ・グイディ

作:ディアーナ・サレス

□ 出演

ディアーナ・サレス

■ 鳥の劇場 鹿野タイムスリップツアー「チドリの夢 デラックス」

2024年9月14日(土)・15日(日)

鳥取県 鹿野町内各所

□ スタッフ

脚本:高橋等

構成・演出:中島諒人

□ 出演

公募オーディションで選ばれた出演者 / 鳥の劇場の俳優

■ 令和5年度入選作品リーディング「みんなで書く戯曲のコンテスト」

2024年9月14日(土)~16日(月・祝)

鳥取県 鳥の劇場[ホワイエ]