小泉進次郎氏は「総理を目指すのなら国家像が足りない」 ジャーナリスト鈴木哲夫氏が指摘

AI要約

ジャーナリストの鈴木哲夫氏が、TOKYO MX「田村淳の訊きたい放題」に出演し、小泉進次郎元環境相の自民党総裁選立候補表明に言及。

小泉氏は政治改革を強調しながらも、国家像について不足を指摘された。

総裁選への批判や疑念も示唆されており、過去の行動との整合性が問われている。

小泉進次郎氏は「総理を目指すのなら国家像が足りない」 ジャーナリスト鈴木哲夫氏が指摘

 ジャーナリストの鈴木哲夫氏(66)が7日、TOKYO MX「田村淳の訊きたい放題」に出演。自民党の総裁選に立候補を表明した小泉進次郎元環境相(43)に言及した。

 小泉氏は6日、都内で記者会見を開き立候補を表明。〝決着〟をキャッチフレーズに掲げ「長年議論ばかりを続け、答えを出していない課題に決着をつけたい」と強い姿勢を示した。また「政治改革」「聖域なき規制改革」「人生の選択肢の拡大」「憲法改正」の4つについて説明。「古い自民党を終わらせるために、総理になって最初に着手する」と政治改革に重点を置くと語った。

 国会議員になる前から小泉氏を取材しているという鈴木氏は「各論はすごいんです。これを個別に改革やります、選択的夫婦別姓やりますと、各論はある」と評価した。

 一方で「だけども、総理に大事なのは全体像。この国をどうしていくのか。国家像、ここが語られなかった。総理を目指すのなら国家像が足りないという印象」と指摘した。

 さらに、立候補の表明が続いている総裁選自体にも言及。「いろんな人が会見やってますけど、そもそも裏金の時に黙ってた人たちが今頃『改革』って言ってもなっていうひねくれたところがある」と苦言を呈した。