41歳・倖田來未が実感「家族の支えが大きい」 12月でデビュー25周年、12歳の息子から演出アドバイスも

AI要約

倖田來未が全国ツアー東京公演を開催し、ヒット曲を披露した。ファンとの交流もあり、今年12月にはディナーショーも開催することを発表。

倖田來未は家族の支えに感謝し、25周年イヤーを迎えることに喜びを表明。プライベートでは結婚し、長男がライブの演出にも参加している。

倖田來未はビジュアルとボーカリストとしての両面を持ち、ファンに新たな一面も見せつつ、次なる挑戦に向けた準備を進めている。

41歳・倖田來未が実感「家族の支えが大きい」 12月でデビュー25周年、12歳の息子から演出アドバイスも

 歌手の倖田來未(41)が6日、東京・有明の東京ガーデンシアターで全国ツアー東京公演を開催した。2016年以来2度目のベストシングルツアーで、全国24か所26公演を展開(4万5000人動員予定)。25公演目のこの日は、約6500人の前で全31曲を披露した。また、今年12月に自身初のディナーショーを全国6都市で10公演を開催すると発表した。

 41歳の倖田が自身のヒット曲を歌い、踊り続けた。『TOUCH DOWN』『キューティーハニー』『愛のうた』『Butterfly』……。序盤は「エロかっこいい」と呼ばれた当時を感じさせるレオタード風の衣装に身を包み、観客を魅了。ピンク・レディーの名曲をスローテンポにアレンジした『UFO』では、ステージに上げたファン4人に顔を近づけ、指を絡めるなどした。

 倖田は2000年12月6日、シングル『TAKE BACK』でメジャーデビュー。間もなく25周年イヤーを迎えるにあたり、開演前には囲み取材で思いを語った。

「やっぱり、家族の支えが大きいです。歌に集中したい時はそうさせてくれましたし。振り返ると、『ヒット曲を出せるのか』という思いもありました。それがここまで歌い続けられるとは。ふかんで見るとそう思いますし、『すごいな』と自分を褒めてやりたいです。楽しく25年間やってきたので、これからもそうでありたいです。年齢は数字やと思いますし(笑)」

 プライベートでは2011年12月3日、ロックバンド・BACK-ONのKENJI03との結婚を発表。12年7月に長男を出産した。12歳になった愛息はライブの演出にダメ出しをすることがあるといい、今回のツアーでも「CGが甘い」と指摘されたという。

「ハリウッド映画が好きで、そういうところは鋭いんです。今回はテーマにしているUNICORNも(映像に)出てきますが、息子が『声を聴いてすぐ分かる人がいい』ということでクロちゃんにお願いしました」

 そんなエピソードを微笑みながら明かした倖田は、12月に自身初のディナーショーを札幌、福岡、広島、大阪、名古屋、東京で開催することになった。観客にはアンコール時に「大人の階段、上っちゃいます」と表現。取材陣には「倖田來未はビジュアルの話題が先行してきましたが、『ボーカリストとして認めていただい』という思いでずっとやってきました。その中で『セクシーな倖田來未もいいけど、歌う倖田來未もいいよ』となるきかっけにもなればいいなと思います」などと明かした。

 この日のステージでは、クレオパトラを思わせる衣装でダンスも交えて楽しませる面、ボーカリストとして、しっとりと楽曲を聴かせる両面を見せた。そして、約2時間30分で31曲をステージを完走。同ツアーは今月16日の大分公演で終了し、倖田はディナーショーに向けた準備に入る。