入館者2万人突破 栃木県立博物館「とちぎのキノコ」展が好評

AI要約

宇都宮市の県立博物館で開催中のキノコの企画展が2万人の来場を達成し、記念のセレモニーが行われました。

企画展はとちぎテレビの開局25周年を記念して開催されており、多くの家族や団体が訪れています。

入館者数は予想を上回り、今後3万人の来場も見込まれており、展示の内容もキノコの生態や魅力を紹介しています。

宇都宮市の県立博物館で開かれているキノコの企画展に訪れた人の数が5日、2万人を達成し記念のセレモニーが行われました。

県内のキノコを紹介する企画展「とちぎのキノコ」はとちぎテレビの開局25周年を記念して今年7月から県立博物館で開かれています。夏休みに合わせた企画展とあって先月は家族連れの姿が多く見受けられましたが5日も小学生の団体が訪れるなど連日多くの人が入館しています。

5日は2万人目の入館者になったのは埼玉県熊谷市から訪れた篠澤晃さんと妻・昌江さんの夫婦です。セレモニーで琴寄行雄館長から記念品が贈られたほか、とちぎテレビの川上信博常務からはとちぎテレビ開局25周年の記念グッズが手渡されました。篠澤さん夫妻は晃さんの定年退職を機に博物館めぐりをしていて5日は息子が勤務している県内に訪れていました。

企画展は予想を上回る反響ぶりで入館者1万人目の達成は企画展開始から4週間、2万人目の達成は3週間とペースが早まっていて博物館の関係者は「今後3万人の達成も見込めるのではないか」とさらなる期待に胸を膨らませています。3万人を達成すると2011年度に開かれた恐竜に関する展示以来となります。

企画展は、およそ200種類の標本や写真を通して自然の中で生息するキノコの生態やその魅力を伝えています。県立博物館の企画展「とちぎのキノコ」は11月4日まで開かれています。