演歌歌手・松前ひろ子、デビュー55周年記念曲の第2弾を発表 新曲『漁り火情歌/波止場で汽笛が鳴く夜は』

AI要約

演歌歌手の松前ひろ子(74)が新曲「漁り火情歌/波止場で汽笛が鳴く夜は」の発表会を開き、デビュー55周年記念曲の第2弾として発表した。

波乱の人生を振り返りながら、感謝の気持ちを込めて熱唱し、今後の活動についての意気込みを語った。

現在は歌手業だけでなく、事務所の社長も務める松前ひろ子が、引退も覚悟しつつも歌手としての活動を続ける決意を述べた。

 演歌歌手の松前ひろ子(74)が4日、東京都内で新曲「漁り火情歌/波止場で汽笛が鳴く夜は」の発表会を開いた。両A面として発売した新曲は、デビュー55周年記念曲の第2弾。「悔いのない歌人生だったと思えるように、これから1年頑張って歌っていきます!」と、歌手引退も覚悟し、ヒットへの意気込みをアピールした。

 北海道出身で1969年9月にデビュー。デビュー2年目に交通事故で大きなけがを負い、8年間の活動休止を余儀なくされたが、不屈の精神で81年にカムバックした。

 「55年、苦しいこともたくさんありましたが、みなさんに支えられ、感謝しかありません。今も歌えて幸せです」などと発表会であいさつ。波乱の人生を涙ながらに振り返りながら、2作の新曲を万感の思いを込めて熱唱した。

 現在は歌手業とともに、三山ひろし(43)や小山雄大(21)らが所属する事務所の社長も務める。今後の自身の活動について「まだまだ、歌手としてやれると言ってくださる周りの方々の心はうれしい。でも、そろそろ引き際じゃないかと思うこともあります。とにかくこの1年は、感謝の気持ちを持って新曲とともに全国を回っていきます」と力を込めた。