「虎に翼」鈴木奈穂子アナが胸アツ「先輩たちが勝ち取って」「ちょっと今日グッと来ましたね」

AI要約

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第108話では、中学生向け勉強会で女性の働き方に関する意見が議論される。一方、判事補の秋山が妊娠したことを寅子に相談し、女性法曹の道を模索する展開が描かれる。

博多大吉や鈴木奈穂子アナウンサーら「あさイチ」のMCも朝ドラ受けについてコメントし、作品への感想を述べる。

「虎に翼」は三淵嘉子をモデルにした昭和の法曹界を舞台にした作品であり、石田ゆり子や松山ケンイチらが出演している。

「虎に翼」鈴木奈穂子アナが胸アツ「先輩たちが勝ち取って」「ちょっと今日グッと来ましたね」

 NHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~金曜午前8時)の第108話が28日に放送された。情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。

 ※以下ネタばれを含みます。

 あらすじは、稲垣(松川尚瑠輝)・小橋(名村辰)にも手伝ってもらい、裁判所で開かれた中学生向けの勉強会で、男子学生から「女性は働かなくてもいい」という意見が出る。小橋はできる人間と比べられるつらさを語る。

 一方、判事補・秋山(渡邉美穂)は妊娠したことを寅子(伊藤沙莉)に相談。出産後も秋山がもし判事を続けたいなら、戻って来られるよう居場所を必ず守ると寅子は約束するが-。寅子は後輩を守るべき道を探るが、桂場(松山ケンイチ)に「時期尚早だ」と言われてしまう。寅子は別の道を探し、女性法曹の意見をまとめようとする。

 博多大吉は「最後、懐かしい顔がドドっとね」と朝ドラ受け。鈴木奈穂子アナウンサーは「今では当たり前になった時短勤務みたいなの、こうやって先輩たちが勝ち取ってきたのかなっていう、ちょっと今日こうグッと来ましたね」と感慨深そうに語った。華丸は「時期尚早? 後のばしは我々もしがちですからね」と応じた。「対義語が『今でしょ』ですよね」と話した。大吉は「また古い流行語を…」と笑わせた。さらに「私は昨日、(桂場役の)松山ケンイチさんが来られて、同じ人だとやっぱり思えなくて…。すごい気さくな方なんだって思いました」と振り返った。

 同ドラマは日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語。伊藤はヒロインの猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じる。

 朝ドラ110作目で、三淵嘉子さんをモデルにした半生を再構成してフィクションとして描く作品。「虎に翼」は中国の法家「韓非子」の言葉で「強いものの上にさらに強さが加わる」という意味。

 石田ゆり子、三代目J SOUL BROTHERS岩田剛典、松山ケンイチらが出演。尾野真千子が「語り」を担当。よるドラ「恋せぬふたり」で向田邦子賞を受賞した吉田恵里香氏が脚本。主題歌「さよーならまたいつか!」をシンガー・ソングライター米津玄師が務める。