『ビートルジュース ビートルジュース』メイキング写真公開 ティム・バートン監督「心がときめく感動的な時間でした」

AI要約

ティム・バートン監督の最新作『ビートルジュース ビートルジュース』公開に際し、メイキング写真とコメントが公開された。

本作は、『ビートルジュース』の35年後を描くホラーコメディで、キャストにはマイケル・キートン、キャサリン・オハラ、ウィノナ・ライダー、ジェナ・オルテガ、モニカ・ベルッチなどが出演。

ティム・バートン監督やキャストが「最高に楽しい映画制作だった」「映画作りに没頭できた」と作品への熱い思いを語っている。

『ビートルジュース ビートルジュース』メイキング写真公開 ティム・バートン監督「心がときめく感動的な時間でした」

9月27日(金) に公開されるティム・バートン監督の最新作『ビートルジュース ビートルジュース』より、メイキング写真とティム・バートン監督のコメントが公開された。

本作は、ティム・バートンワールドを世に知らしめた原点のひとつとも言える『ビートルジュース』の35年後を描くホラーコメディ。ディズニースタジオのアニメーターとしてキャリアをスタートさせたバートンは、30歳の若さで『ビートルジュース』を監督し、自身初の全米初登場No.1を獲得。名実ともにハリウッドのヒットメーカーの仲間入りを果たすと、ビートルジュース役のマイケル・キートンと再びタッグを組んだ翌1989年公開の『バットマン』で一気にその名を世界に轟かせた。

キャストは、前作から引き続き主人公・ビートルジュースを演じるキートンに加え、キャサリン・オハラがリディアの母親・デリアを演じ、当時16歳だったウィノナ・ライダーが娘を持つ母親になったリディアを演じる。

最新作のキャストで最も注目すべきは、リディアの1人娘・アストリッドを演じるジェナ・オルテガ。21歳にしてすでに10年以上のキャリアを持つ彼女は、バートン監督が製作総指揮/監督を務めたNetflix『ウェンズデー』のヒロイン・ウェンズデー・アダムスに抜擢。ドラマは配信直後から世界的ヒットを記録し、自らが振り付けで劇中で披露したクセ強の“ウェンズデー・ダンス”がSNSで一気に拡散されると社会現象となり、世界中の若者から支持を得るトレンドアイコンとなった。本作では『ウェンズデー』に続き、再びバートン監督とタッグを組み、ハロウィンの夜に死後の世界に囚われてしまう物語のヒロインを演じる。

そして、物語のカギを握るもうひとりが、ビートルジュースの元妻・ドロレスを演じるモニカ・ベルッチ。バートン作品初出演にして、バラバラにされた身体をホッチキスで全身を繋ぎ合わせた、まさにティム・バートンワールドを体現したキャラクターを演じる。そのほか、リディアの婚約者・ローリーをジャスティン・セロー、ドロレスとともにビートルジュースを追うウルフをウィレム・デフォーが演じる。

公開されたメイキング写真では【人間怖がらせ屋】ビートルジュースに扮するキートンにバートン監督が演技指導する姿が捉えられている。ふたりの名を世界に轟かせた作品『ビートルジュース』の誕生から35年。令和の時代に蘇る『ビートルジュース ビートルジュース』に真摯に向き合うふたりの強い眼差しが印象的であり、映画作りに没頭する様を垣間見ることができる1枚となっている。

制作にあたり、スタッフ・キャストが“最高に楽しい映画制作だった”と口を揃えて語る本作。ティム・バートン監督も「楽しみに対する考え方は、人によって大きく違うかもしれません。私の考える楽しさも、おそらく誰とも違うでしょう。でも、『楽しかった』と言えると思います。長いキャリアの中で、最も満足のいく経験でした。何年もこの業界にいると、少し脱線してしまったり、仕事にあまり興味を持てなくなったりすることもあります。でも、本作を通じて、自分がどれだけ映画作りが好きかを再確認できました。ビジネス的なことは横に置いて、映画作りに没頭する。芸術性を追求できて、心がときめく感動的な時間でした。それを楽しいと呼ぶなら、その通りですね」と充実した時間を振り返っている。

<作品情報>

『ビートルジュース ビートルジュース』

2024年9月27日(金) 公開