横浜流星・主演×藤井道人・監督、映画『正体』5つの顔を持つ逃亡犯の運命を左右する人々

AI要約

染井為人氏の小説を基にしたサスペンスエンタテイメント映画『正体』が公開。主人公の鏑木は潜伏と逃亡を繰り返し、無実を信じる人々と出会う。

沙耶香、和也、舞、又貫という4人の視点から描かれ、鏑木の正体が明らかになる。彼が凶悪犯なのか、それとも無実の青年なのか、謎が深まる。

出演陣には横浜流星、吉岡里帆、山田孝之、松重豊など豪華キャストが勢揃いし、事件の真相が明らかになる過程が描かれる。

横浜流星・主演×藤井道人・監督、映画『正体』5つの顔を持つ逃亡犯の運命を左右する人々

 染井為人氏の小説(光文社文庫)を俳優の横浜流星が主演、『余命10年』(2022年)、『青春18×2 君へと続く道』(24年)などの藤井道人監督が実写映画化したサスペンスエンタテイメント『正体』が11月29日に公開される。

 日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けた主人公の鏑木(横浜)が、脱走し、各地で潜伏、逃亡を繰り返していく。沙耶香(吉岡里帆)は、東京でフリーライターをしている鏑木が家がないところを助け、一緒に暮らし指名手配犯だと気づくが彼の無実を信じる。和也(森本慎太郎)は、大阪の日雇い労働者として共に工事現場で働き、親しい友人となるが、犯人ではないかと疑う。舞(山田杏奈)は、長野の介護施設で働く鏑木と出会い恋心を抱く。そして、刑事の又貫(山田孝之)は、潜伏しながら各地に出没し日本を縦断していく鏑木を追う。

 4人が出会った鏑木は、それぞれまったく違う姿をしていて…。4人の視点から描かれる、鏑木の本当の“正体”とは!?彼は、凶悪犯なのか、それとも無実の青年なのか?

 鏑木を執拗(しつよう)に追う刑事の又貫の上司である警視庁の刑事部長を松重豊、又貫の部下の刑事を前田公輝。一家殺人事件の遺族を原日出子、その妹を西田尚美が演じる。

 鏑木の過去を知る養護施設の園長を木野花、事件の鍵を握る謎の男を山中崇。鏑木が日雇い労働者として働く大阪の建設現場のパワハラ社員を駿河太郎、沙耶香(吉岡)の父親を田中哲司、東京で鏑木がライターとして働く会社の上司でネットニュースの記者を宇野祥平、長野で鏑木が働く水産加工工場の社長を遠藤雄弥が演じるほか、田島亮、宮崎優(※崎=たつさき)、森田甘路らが出演する。