莉子がドラマ「3年C組は不倫してます。」で主演、杢代和人と“高校生不倫”の関係に

AI要約

「3年C組は不倫してます。」は、成人年齢が18歳に引き下げられたことで不倫が可能になった高校3年生を描くサスペンスドラマ。

主人公の上村蒼は父の不倫が原因で非常に苦しい状況に置かれ、初恋相手の橘伊織と不倫の恋に落ちる展開が描かれる。

脚本、演出、キャスト共に新鮮で深い人間ドラマを楽しめる作品であり、18歳の成人をテーマに様々な葛藤や愛情が描かれる。

莉子がドラマ「3年C組は不倫してます。」で主演、杢代和人と“高校生不倫”の関係に

「恋を知らない僕たちは」の莉子が主演を務め、杢代和人(原因は自分にある。)が共演するドラマ「3年C組は不倫してます。」が、10月1日より日本テレビ系で放送される。同作は成人年齢が18歳に引き下げられたことに伴い、親の同意なく結婚できるようになった高校3年生のクラスを舞台に、初恋、妊娠、結婚、そして不倫を描くサスペンスドラマだ。

同作の主人公は、父の不倫が原因で両親が離婚し、私立青応大学附属高等学校の3年C組に転入してきた上村蒼(うえむらあおい)。彼女が初恋相手で別の同級生と結婚した男子生徒・橘伊織(たちばないおり)と再会し、不倫の恋に落ちる様子が映し出される。2人の恋はやがて学校や親も巻き込んだ騒動になり、凄惨な悲劇を引き起こす。

蒼役の莉子は「子供と大人が混在する“高校3年生”という世界で起きる高校生不倫。今の時代だから描ける作品に私自身もワクワクしています」と心境を明かす。劇中では保護者同士の“PTA不倫”、教師と生徒の不倫も描かれるそうで、「私たちだけではなく、大人たちも不倫の恋におちていくので毎話予測不能な内容になっています!」とアピールした。

杢代演じる伊織は、地元では有名な橘総合病院の院長の息子で、中学3年生の夏に蒼と出会って恋をするが、すれ違いから失恋した。彼は再会した蒼と思いが通じ合うと思われた矢先、同級生から妊娠を告げられる。杢代は「伊織は、純粋で優しい男の子。優しすぎるあまり、誰かを傷つけてしまってるんです。『伊織…なにやってるんだよ…』と思ってしまうかもしれませんが、あたたかく見守って頂けたらうれしいです」とメッセージを送った。

脚本はstoryboardライターズチームの伊藤忍、中村允俊、木江恭が手がけ、演出には「明け方の若者たち」の松本花奈が起用された。伊藤は「18歳という子供と大人の狭間にある年齢を生きる子たちを通して、“人を好きになるとはどういうことか”、“大人になることの責任と自覚とは”、ということをテーマにドラマを描きたいと思っています」と思いをつづり、プロデューサーの鈴間広枝は「純愛があり、嫉妬や執着があり、謎もある。そんな怒濤の人間ドラマを、是非楽しんでいただけますと幸いです」とアピールした。

「3年C組は不倫してます。」は、火曜プラチナイト枠「ドラマDEEP」にて、毎週火曜24時24分からオンエアされる。

■ 火曜プラチナイト ドラマDEEP「3年C組は不倫してます。」

日本テレビ系全国ネット 2024年10月1日(火)スタート 毎週火曜 24:24~24:54

※地上波放送の終了後、TVer、Huluで配信

■ 莉子 コメント

上村蒼を演じさせていただきます。莉子です。

両親が離婚し私立に転校して、初恋相手の伊織と再会することによって不倫の恋に落ちていく役所です。

子供と大人が混在する“高校3年生”という世界で起きる高校生不倫。今の時代だから描ける作品に私自身もワクワクしています。ただ人を好きになっただけなのに、自分自身も周囲も苦しんで壊れていく、そんな過程を作品と向き合いながら描きたいと思います。そして、なんと今回は私たちだけではなく、大人たちも不倫の恋におちていくので毎話予測不能な内容になっています! 「3年C組は不倫してます。」をよろしくお願いします!

■ 杢代和人 コメント

橘伊織役を演じさせていただきます、杢代和人です。

僕がちょうど18歳になった時に施行された“18歳成人”が大きなテーマになっています。「大人になる」ことによって生まれる責任や自覚について、作品を通して僕自身も改めて考えさせられました。本作は、それぞれの関係性に毎話ハラハラしながらも、“不倫もの”というだけでなく、登場人物たちの交錯する思いや葛藤が人間味に溢れていて、見応えがあるヒューマンドラマになっています。

伊織は、純粋で優しい男の子。優しすぎるあまり、誰かを傷つけてしまってるんです。

「伊織…なにやってるんだよ…」と思ってしまうかもしれませんが、あたたかく見守って頂けたらうれしいです。

初めて演じさせて頂く役柄でプレッシャーもありますが、ありがたい環境で毎日を過ごしています。

「3年C組は不倫してます。」是非お楽しみください!

■ 伊藤忍(脚本)コメント

成年年齢が引き下げられて、18歳が“大人”として扱われるようになりました。

つまり、高校3年生の教室には17歳の“子供”と、18歳の“大人”が混在することになります。

そして、18歳になった瞬間、親にも学校にも同意を得ずに、自分達の意思で結婚ができてしまい、

そして夫婦のどちらかが、クラスメイトと恋に落ちれば、それは教室内不倫になってしまう。

“18歳成人”という制度から生まれた“ゆがみ”を企画にしたのが、本ドラマとなります。

とはいえ、高校生を題材にした”不倫”を描きたいわけではありません。

18歳という子供と大人の狭間にある年齢を生きる子たちを通して、“人を好きになるとはどういうことか”、“大人になることの責任と自覚とは”、ということをテーマにドラマを描きたいと思っています。

心動く面白い物語を楽しんでいただくのがドラマをお届けする一番の目的ですが、

願わくばドラマを観終わった後に、自分の生きる世界についてふと考えてしまう、そんな作品を目指します。

“高校生不倫”という新しいテーマのドラマを描くにあたって、

そして18歳という青春の真っ只中にいる主人公・蒼を演じていただくにあたり、

重視したのは何色にも染まっていない女優さんでした。

莉子さんは、演技力と華を持ち合わせた素敵な女優さんですが、まだ何色にも染まっていない、圧倒的可能性を秘めた女優さんだと思っています。このドラマで、心動かされる出来事が主人公にたくさん降りかかりますが、莉子さんであれば、視聴者の心に届く演技で、作品の伝えたいメッセージを体現してくださると思っています。

そして、蒼と不倫の恋に墜ちてしまう伊織は演じるのがとても難しいキャラクターだと思っています。人をまっすぐに愛する純粋な気持ちが、罪となってしまう矛盾を繊細に表現してくださるのは誰だろうと考えた時に、辿り着いたのが杢代さんでした。

彼の表現に対する純粋な想いと、日常生活では茶目っ気があって、誰にも愛されるパーソナリティの杢代さんを見て、伊織を演じてもらいたいと心から想いました。誰にでも心優しい伊織。その優しさや純粋さが“過ち”に繋がってしまう矛盾や、それでも正しいことを求めて進む強さを、杢代さんだったら表現してくださると信じています。

■ 鈴間広枝(プロデューサー)コメント

教室内の三角関係が、“不倫”になってしまう時代がやって来ました。

18歳。成人=“おとな”と認められながらも、お互い大好きな気持ちを止められるほど大人じゃない。

まさに、“こども”と“おとな”の境界線上に立つ蒼と伊織を、莉子さん、杢代さんというフレッシュなお2人に等身大で演じていただけることが、とても嬉しいです! 豊かな表現力と芯の強さ、そして天性の明るさをお持ちの莉子さんは、すでに現場でも頼もしい座長です。そして、素直で吸収力抜群の杢代さんは1シーン1シーン撮影を進める度に、どんどん“伊織”になってきています。蒼と伊織の、危うさをはらんだ純粋さや一生懸命さ、葛藤や苦悩も、今のお2人にしか表現できない瞬間が詰まった作品になっています。

18歳の彼らは、自分たちの選択に苦しみ、どう成長していくのか。

さらに、親や教師たち大人も、その立場を忘れ、人間くさく自分に正直に動いていきます。

根っからの悪人は、一人も出てきません。が、それぞれの感情が交錯する渦の中で、誰かが命を落とすことに…。

純愛があり、嫉妬や執着があり、謎もある。そんな怒濤の人間ドラマを、是非楽しんでいただけますと幸いです。