故フィリップ殿下のスキャンダル、真相は2046年まで秘密!

AI要約

ドラマ「ザ・クラウン」でも描かれた若き日のフィリップ殿下の放蕩と不倫。FBIがフィリップ殿下の秘密ファイルを保持しているとの噂が報じられる。

FBIのジョン・エドガー・フーヴァーの秘密ファイルには、フィリップ殿下がヌードモデル兼売春婦の女性と関係があったという情報が記載されていた。

関係者たちのスキャンダルがソ連軍にまで影響を及ぼした20世紀最大のSEXスキャンダル<プロヒューモ事件>として知られる事件についても触れられている。

故フィリップ殿下のスキャンダル、真相は2046年まで秘密!

FBIが故フィリップ陛下にまつわる秘密ファイルを保持している? ドラマ「ザ・クラウン」でもその描写があるなど、スキャンダルの噂の真実は?人気長寿連載セレブウォッチャーPeachesがチェック!

人気TVシリーズ「ザ・クラウン」でも描かれた若き日のフィリップ殿下の放蕩と不倫。第2シーズンでは、アスター卿の邸宅で行われていた乱痴気パーティの常連だったという噂をもとにしたシークエンスも登場している。そんなフィリップ殿下の秘密ファイルをFBIが保存しているとイギリスの『Mail on Sunday』紙が報じた。

写真:フィリップ陛下

同紙が最近入手した文書は、長年FBIの頂点に君臨し、世界中の要人のスキャンダルを密かに収集していたと言われるジョン・エドガー・フーヴァーの秘密ファイル。そこに記されていたのが、イギリスで産業スパイ活動をし、CIAとFBIの情報源となっていたアメリカ人実業家トーマス・コーバリーが1963年6月にロンドンのアメリカ大使館経由でFBIに送った情報だ。当時、イギリス社交界で耳にした噂として「フィリップ殿下がヌードモデル兼売春婦のクリスティーン・キーラーとマンディ・ライス=デイヴィスと関係があった可能性がある」というもの。

写真:フィリップ陛下

クリスティーン・キーラーとマンディ・ライス=デイヴィスといえば、イギリス政界を揺るがせた20世紀最大のSEXスキャンダル<プロヒューモ事件>に関わった女性たちだ。アスター卿の邸宅にあるプールで行われていた乱痴気パーティの主催者スティーブン・ウォードから陸軍大臣ジョン・プロヒューモを紹介されたクリスティーンは、彼の愛人となった。しかし彼女はウォードの斡旋でソ連の海軍武官エフゲニー・イワノフ大佐とも肉体関係があったことから、プロヒューモが寝物語に漏らした国家の軍事機密がソ連に渡ったのではないかという情報漏洩事件にまで発展。後に『スキャンダル』(‘89)というタイトルで映画化されたり、事件にインスパイアされたアンドリュー・ロイド・ウェーバーが舞台ミュージカル「スティーブン・ウォード」を作ったりもしている。

写真:映画『スキャンダル』(‘89)より