青木理氏〝令和の米騒動〟で危惧「紛争があったらあっという間に飢える」「政治の課題」

AI要約

ジャーナリストの青木理氏が23日、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」に出演し、〝令和の米騒動〟についてコメント。

都内のスーパーでは米の品薄が続出し、消費者から不満の声が相次いでいるが、理由は猛暑や訪日外国人の増加など様々。

食料自給率が低い日本の現状について、政治の責任を指摘する青木氏の主張。

青木理氏〝令和の米騒動〟で危惧「紛争があったらあっという間に飢える」「政治の課題」

 ジャーナリストの青木理氏が23日、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」に出演。スーパーマーケットなどで精米が品薄となっている〝令和の米騒動〟についてコメントした。

 都内のスーパーでは米の販売制限や欠品を知らせる張り紙を掲出する店舗が続出。SNSでは「本当に店にお米がないし、あっても高い」「米がどこにもない ずっと麺食べてる」などの声が上がっている。

 理由については「猛暑」「訪日外国人の増加」「パンや麺類に比べ、値上げ率が穏やかだったこと」などが考えられており、新米の出回る9月以降には品薄は解消されるとみられている。

 このニュースについて共演者の壇蜜が「米を作らせない時期もあったはずなのに、今そのツケですよね、ある意味」とこぼすと、青木氏は「これ不思議なんですよね。要するに理由がいまいちよく分からないんですよ」と首をかしげた。

 続けて「ただ、食料自給率がこの国、カロリーベースで38%ぐらいなんですけど、米は100%なんですよ。その米ですら、何かちょっとあっただけで脆弱になることを考えると、政治が『食糧安保だ』とかなんとか言ってるけど、何か紛争があったらあっという間に飢えちゃうっていうこの国の現状というのは、政治がもうちょっとちゃんとやらないといけない課題だと思いますよ」と主張していた。