爆風スランプ「大きな玉ねぎの下で」が映画化、神尾楓珠&桜田ひより主演のラブストーリー

AI要約

爆風スランプの楽曲「大きな玉ねぎの下で」を元にした映画が2025年に公開される。映画は手紙やノートを通じて恋するストーリーであり、主演は神尾楓珠と桜田ひよりが務める。

爆風スランプのメンバーは、楽曲が映画化されることについて喜びを表明し、主題歌にはSNSで話題の女性アーティストによるカバー音源が使われる。劇中音楽は大友良英が担当している。

さらに、同映画の原案を担当した小説家による小説やコミカライズ作品も発売される。映画や小説は多くの世代に楽しんでもらえる作品となっている。

爆風スランプ「大きな玉ねぎの下で」が映画化、神尾楓珠&桜田ひより主演のラブストーリー

爆風スランプ「大きな玉ねぎの下で」にインスパイアされた同名映画が2025年2月7日に公開される。

「大きな玉ねぎの下で」は、爆風スランプが1985年にリリースした楽曲。映画の主演は神尾楓珠と桜田ひより、監督は草野翔吾が務め、手紙やノートでのやり取りを通して顔も知らない相手に恋するラブストーリーが描かれる。ティザービジュアルは東京・日本武道館をバックに撮影された。YouTubeでは同映画の特報映像を公開中。

映画化について爆風スランプのサンプラザ中野くんは「39年前に書いた楽曲が映画になりました。コミックにも小説にもなります。武道館初公演の空席をこの歌で誤魔化そうと目論んだとき、39年後にこんな神展開があろうとは思ってもみませんでした。今とても幸せです」、パッパラー河合は「39年間、演奏し続けている爆風スランプのバラード『大きな玉ねぎでの下で』が映画になったと聞いて『へぇ~大玉(曲名)が映画になったの? どんなのだろう?』と軽い気持ちで試写会に出かけたんですね。おったまげました。泣いてしまった自分に」とコメント。主題歌には“SNSで話題の女性アーティスト”による「大きな玉ねぎの下で」のカバー音源が使用されており、そのアーティストは後日明らかになる。劇中音楽は大友良英が手がけた。

さらに8月22日には爆風スランプのファンであり、同映画のストーリー原案を担当した小説家・中村航による小説「大きな玉ねぎの下で」の発売が決定。小説の表紙はイラストレーターのまかろんKが担当した。9月13日には庭のこころが手がけた同小説のコミカライズ作品が少女マンガ誌「ベツコミ」の10月号に掲載される。

■ サンプラザ中野くん(爆風スランプ)コメント

小説家・中村航さんありがとう。貴殿は爆風スランプの名誉ファン認定です。お陰様で39年前に書いた楽曲が映画になりました。コミックにも小説にもなります。武道館初公演の空席をこの歌で誤魔化そうと目論んだとき、39年後にこんな神展開があろうとは思ってもみませんでした。今とても幸せです。これからご覧になる皆様、間違いなく日本で一番泣ける恋愛映画です。お楽しみください。コミックも小説もよろしくお願いします。サンキュー♡

■ パッパラー河合(爆風スランプ)コメント

39年間、演奏し続けている爆風スランプのバラード「大きな玉ねぎでの下で」が映画になったと聞いて「へぇ~大玉(曲名)が映画になったの? どんなのだろう?」と軽い気持ちで試写会に出かけたんですね。おったまげました。泣いてしまった自分に。友人からは「オマエは冷たいヤツだ」と言われてるんですよ。でも心が揺さぶられたんです、ホントに。自分達の楽曲に思い入れがあるから泣いてしまったのか、万人が泣いてしまう映画なのか。自分じゃよくわからないんですよね。その答えが知りたいです、観てやって下さい。よろしくお願いします。

■ 神尾楓珠 コメント

曲を知っていたので、映画の完成を想像しながら楽しく台本を読ませていただきました。ペンフレンドという言葉は、馴染みがなかったのですが、作品を通して手書きのやり取りだからこその温かみ、良さを改めて感じました。丈流は、就活生ならではの悩みや、美優や家族との関係性もすごく等身大なので、あまり作りすぎずに素で演じられたと思います。曲を知っている方も、知らない方も楽しめる映画なので、早くみなさんに観てもらいたいです。

■ 桜田ひより コメント

お互い顔も知らない相手と、文字だけのやり取りで一喜一憂しながら進む物語が、私には新しくてワクワクしました。美優は、真っ直ぐな性格でありながら、あまのじゃくなところも持っています。なんだか憎めなくて愛らしい美優が伝わると嬉しいです。神尾さんはじめ、魅力的なキャストの方々、信頼できるスタッフのみなさんに恵まれて、素敵な作品になったと思います。どの世代でも楽しめる映画になっているので、期待して待っていてください。

■ 草野翔吾 コメント

日本武道館に初めて行った14歳の時、親からこの曲を教わった思い出が、企画を伺った際に蘇りました。学生時代から尊敬している高橋泉さんの脚本を監督できる喜びと、神尾くん、桜田さんと再会した喜びを噛み締めながら、丈流と美優の等身大の悩み、等身大の恋を撮りました。この曲の世代の方もそうでない方も、主人公たちの世代の方もそうでない方も楽しんでもらえる作品になったので、ぜひ劇場でご覧ください!

■ 中村航 コメント

10代のころ、バンドを組んでカバーしていた爆風スランプ。何年か前にラジオ番組でサンプラザ中野くん(さん)に初めてお会いして、それから時代を超える名曲「大きな玉ねぎの下で」をモチーフにした小説を書きたいと思うようになり、ついに叶いました。とても嬉しい!! ⻘春の忘れ物を取り戻したような気分です。澄んだ空に光る玉ねぎを思い浮かべながら、まっすぐな気持ちで書きました。ぜひ、読んでみてください!

■ 宇田川寧(企画)コメント

恋愛小説の名手・中村航氏と、脚本家・高橋泉氏のタッグで、幅広い世代に知られているラブソングをモチーフにした、恋愛小説と実写映画を同時進行する企画を立てました。モチーフとする楽曲は、偶然にも中村航氏とご縁のあったサンプラザ中野くん率いる爆風スランプに快諾いただき、名曲「大きな玉ねぎの下で」に決定しました。リアルタイムなコミュニケーションが当たり前になっている今だからからこそ現代人の心に響く、エモーショナルで美しい令和の恋愛映画になっております。この名曲が、どのようにスクリーンに映し出されるのか、是非映画・小説共にお楽しみにしてください!