「濃いメイクの時は人に好かれなかった」。元祖セクシー美女(57)、突如"化粧をやめた"理由を明かす

AI要約

パメラ・アンダーソンがメイクを止めた理由とその背景について語る。

彼女の人生は90年代のイメージと子育てを両立し、ついに葛藤が生じる。

自分自身に満足し、メイクの必要性を問い直す姿勢を示す。

「濃いメイクの時は人に好かれなかった」。元祖セクシー美女(57)、突如

2023年のパリコレで、パメラ・アンダーソンが突如すっぴんで人前に姿を見せた時は、誰しもが驚いた。とはいえ、「たまたま今回だけ」「ファンを驚かせたくてやってみたんでしょ」と多くのファンは思った。

しかし彼女からすれば、それは入念に計算して、やっとのことで実現したノーメイクだった。そんな彼女が、最新インタビューでその気持ちの変化について詳しく述べている。簡単に言えば、パメラの人生とは今や、90年代のセックスアイコンとしてのパメラ・アンダーソン像を作り上げることが、もはや重要ではなくなったのだ。

数年前、パメラは故郷のカナダに里帰りし、ビーチの側に住んで家族の世話をしたりガーデニングや料理をしたりして暮らしていた。それは、非公開ながら子育てしていた時にいつも粛々と続けていた、本来のパメラの姿だった。しかし、それは世間が持っている華やかな彼女のイメージとはあまりにもかけ離れている。

57歳にして、その2つの世界がついにぶつかる時が来たのだ。

「私が自分自身に対して常に持っていたイメージを断ち切る始まりだった。“私が作り上げたこの漫画のキャラクターはいったい何?とても楽しかったけど、私はもうそんな人じゃない”と」。

「薄々は気付いていた。振り返ってみると、なぜ自分はそんな風に自分のキャラを演じていたのかも、よく分かる。でも本当は、ずっと専業主婦でいるのが好きだった。逆に子どもたちは、私のそういう部分を常に見てきたから、世間の人が自分たちのママをそれとは全く違うイメージでしか見ていないことに傷ついていたわ。確かに私は『プレイボーイ』の表紙に載っているし、色々なことをやった。でも"僕たちはママが本当はどういう人かわかっている"と伝えてくれた」。

そして、パメラはメイクアップを止めた。

スキンケアブランド、Soncieの共同オーナーとなって、シンプルな3ステップのルーティンで、日焼けによるシミやソバカス、小ジワのない輝く肌を世間にさらけ出すことにした。

「私は完璧を目指していたわけではない。でも途中で、美の基準や私たちが纏っている仮面に挑戦したいと考え始めた。そして、その仮面を外した途端に、あらゆる世界が開けた。それが2023年、たまたまパリコレへ行った時だったの。『メイクアップしてもらうために、3時間も椅子に座っているのはイヤ。それならルーブルへ行くわ』と言ったわけ」と説明。

そして、「とても新鮮な目で全てを見られたし、誰も私に気づかなかった。それがこういう大きなことになった。今では街で人に呼び止められて、『私、昔のあなたのことは好きじゃなかったけど、今は好きよ』なんて言われる。これは褒め言葉、そう私は思っているわ」と続けた。

パメラは今後、もうメイクアップをしないと明かした。気分次第で、たまにナチュラルに見える化粧をしてみることはあるけど、今の彼女にとってはメイクの下の自分に満足感を覚えることのほうが、よっぽど大事なのだろう。それ以外は単に楽しむだけのもの。

パメラは2023年2月、インスタグラムの写真に「これが私。今の自分に満足している」とキャプションしていた。