『聲の形』硝子の役作り 早見沙織「緊張を今でも覚えています」

AI要約

映画『聲の形』が金曜ロードショーで放送され、物語の要約とキャストの役作りについての秘話が紹介された。

物語は、少年と聴覚障がい者の少女の関係を軸に、過去の過ちへの償いと人間関係の再構築が描かれている。

主演声優の早見沙織が硝子役の役作りについて繊細な演技の苦労や工夫を語っている。

『聲の形』硝子の役作り 早見沙織「緊張を今でも覚えています」

 映画『聲の形』(2016年)が、16日に日本テレビ系「金曜ロードショー」(後9:00~後11:19※25分拡大)で放送された。これを受け、金曜ロードショーの公式Xでは、キャストたちの役作りについての秘話が説明されている。

 同作の物語は、主人公の少年・石田将也(入野自由)が、転入してきた聴覚障がい者である少女・西宮硝子(早見沙織)に好奇心を持つことから始まる。あるきっかけから自分自身がクラスから孤立してしまった将也は、5年の時を経て、硝子との再会をきっかけに過去の過ちへの償いを試み、硝子をはじめ当時のクラスメートとも向き合い、理解し認め合っていくストーリー。

 公式Xでは早見の役作りが紹介され「耳が聞こえない硝子の声を担当した早見沙織さんは「繊細で必死な世界の中でひときわ繊細で奥深い、まさに硝子のような西宮硝子という人物をお芝居させて頂くのは喜びもあり不安もありました。アフレコの日マイクの前に立って初めて喋ろうという時の緊張を今でも覚えています」と語っています」。

 「家の中で自分の発する「声」に集中して練習する日を設けたという早見沙織さん。そこで生まれた一つの考えは「『ハッ』とした声や息をのむような音を入れないこと。あまり細々入れるのも不自然だなと思ったそうで劇中の硝子の声はとっさの出来事や笑いが込み上げてきたときにしか出さなかったそうです」と伝えられている。