藤原紀香、稽古場から赤ワンピースで気合「カルメン故郷に帰る」横山由依が感心する役づくりの意欲

AI要約

女優の藤原紀香が主演舞台「カルメン故郷に帰る」の公開稽古に参加。演出家や元AKB48メンバーも出席。

物語は日本初のカラー映画を舞台化し、ストリッパーが故郷に帰省することから始まる。

藤原は役づくりに熱心で、カルメンのタフでハッピーな一面を表現。演出家も作品に思いを込める。

藤原紀香、稽古場から赤ワンピースで気合「カルメン故郷に帰る」横山由依が感心する役づくりの意欲

 女優の藤原紀香が16日、東京・新橋演舞場で主演舞台「カルメン故郷に帰る」(17~25日、演出・錦織一清)の公開稽古に元AKB48の横山由依らと出席した。

 木下惠介監督(1998年死去、享年86)がメガホンを執り、高峰秀子さん(2010年死去、享年86)が主演して51年に公開された日本初のカラー映画を73年の時を経て舞台化。東京でストリッパーとして働くリリィ・カルメン(藤原)が同僚の朱美(横山)を連れて和歌山に帰省することから始まる物語で、藤原は「ふるさとを思うハートフルな、明るく楽しい物語です」と胸を張った。

 藤原の役づくりに対する意欲は稽古場から際立っていたという。Tシャツ姿で稽古に参加した横山は「紀香さんは赤いワンピースにチョウの髪飾りで、稽古場からカルメンとして生きていらっしゃった。すごい」と感心。藤原は「カルメンはタフで、周りのみんなをハッピーにさせる女性。テンションが上がるものを通販で見つけて、身に付けていました」と涼しい顔で語った。

 演出の錦織は「心の底から笑って、ホロッとさせる。みんなが力強く生きている物語」と思いを込めた。