Ｇ．Ｇ．佐藤、五輪「誹謗中傷」問題で「モーニングショー」生出演…自身の北京五輪「落球」に「僕たちの時代はまだＳＮＳがそこまで発展してなかった」
テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」は、パリ五輪での選手への誹謗中傷問題を特集し、JOCの警告や元プロ野球選手のG.G.佐藤のコメントを伝えた。
G.G.佐藤は、パリ五輪での誹謗中傷について感想を述べ、自身の北京五輪での経験からSNSの影響について指摘した。
G.G.佐藤は、北京五輪での誹謗中傷が家族にも影響を及ぼし、その辛い経験を振り返った。
テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」（月～金曜・午前８時）は１５日、パリ五輪で起きたネット上での選手への誹謗（ひぼう）中傷問題を特集した。
スタジオでは複数の選手への誹謗中傷を伝えた。日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）は「侮辱や脅迫などの行き過ぎた内容に対しては、警察への通報や法的措置も検討する」と注意喚起したことなどを伝えた。また、スタジオには２００８年の北京五輪の準決勝・韓国戦、３位決定戦・米国戦と左飛を連続で落球し誹謗中傷を受けた元プロ野球選手でタレントのＧ．Ｇ．佐藤がゲスト出演した。
佐藤は、パリ五輪での誹謗中傷に「今までの五輪で誹謗中傷が一番多かったとなと思ったので、残念だったなという思いもありますし、それだけＳＮＳが身近になったんだなと感じた大会でもあります」と印象を明かした。
さらに自身の北京五輪での中傷を振り返り「僕たちの時代はまだＳＮＳがそこまで発展してなかったので新聞とテレビぐらいだったので見なければシャットアウトできたんですけど、今は携帯を持っていれば嫌でも目に入ってくるので、なかなかシャットアウトしずらいと思います」と指摘していた。
さらに北京五輪での誹謗中傷を「自分がやったことですけど周りからすごく言われたので余計に自分を責めた」と明かし、「母親が一番悲しんでいました。自分が言われる分にはしょうがないかなと思うんですけど、家族に記者の方が取材に行ったり、息子がたたかれてる文字を見るのがつらいと言っていました母親は」と振り返っていた。
