乳がん公表の梅宮アンナ 闘病で重圧になる激励「みんな大丈夫だったんだ。私、違うかもって」

AI要約

タレント梅宮アンナ(51)が乳がんとの闘病について語った。

梅宮アンナが抗がん剤治療を受けている過程で激励の言葉にプレッシャーを感じる一面を告白した。

闘病を通じて自分の過去の言葉と受け取り方について考え、新たな気づきを得ている姿が垣間見える。

乳がん公表の梅宮アンナ 闘病で重圧になる激励「みんな大丈夫だったんだ。私、違うかもって」

 タレント梅宮アンナ(51)が14日、TBS系「Nスタ」(月~金曜後3・49)に生出演し、乳がんとの闘病について語った。

 13日にインスタグラムでライブ配信を行い、右乳房に「浸潤性小葉がん」という希少な組織型のがんが見つかったことを公表した。ステージ3Aで、右脇下のリンパ節に転移があるという。5月下旬に異変に気づき、7月上旬にがんと診断された。手術前に抗がん剤治療を行う術前化学療法を同31日に開始した。

 闘病生活では激励の言葉をもらうこともあるというが、逆にプレッシャーに感じてしまう一言もあるという。「過去に大変な思いをしていたり、病気、特にがんという初めてなって思ったんですけど、言ってくれるんですよ。“大丈夫だよ。今は医学が進歩してるから”、“乳がんなんて今は治る病気だから”って言って下さるんだけど、大丈夫、頑張ってという言葉がプレッシャーなんですよね」と告白した。

 「“みんな大丈夫だったんだ。私、違うかも”って思ってしまう自分もいるし、よく言っているのが、頑張ってというのも、“これ以上どう頑張ればいいの?”っていう」

 自分も逆の立場で経験があるという。「過去に言っていた言葉というのは、自分が言いたい。その相手のためにじゃなく、てこっち側が言いたいだけの言葉という。そういうのが、自分が病気になって初めて思った。私はこの言葉を言わずに違う言葉を言ってあげるんだなって。それも勉強になるんです」。闘病する立場になって気づいた気持ちを明かした。