『ぽかぽか』藤原紀香、独特な歌舞伎界のルール明かす 共演者も仰天「ダメなんですか?」

AI要約

藤原紀香が歌舞伎界の独特なルールを明かし、共演者を驚かせる生出演を行った。

歌舞伎の世界での難しさやルールについて語り、舞台観客との違いについて苦笑いした。

着物以外の服装時に持ち歩く靴下や封筒の重要性など、歌舞伎俳優の日常ルールを告白した。

『ぽかぽか』藤原紀香、独特な歌舞伎界のルール明かす 共演者も仰天「ダメなんですか?」

 俳優の藤原紀香が12日放送のフジテレビ系『ぽかぽか』(月曜~金曜午前11時50分)に生出演。歌舞伎界の独特なルールを明かし、共演者を驚かせた。

 藤原は、1992年にミス日本コンテストでグランプリを獲得し、芸能界デビュー。2001年にはCM起用社数14社を記録し、03年には世界柔道のメインキャスターを務めるなど、マルチな活躍を見せてきた。私生活では、16年に歌舞伎俳優の片岡愛之助と結婚し、現在は梨園の妻としての役割と俳優業の二足のわらじを履いている。

 番組では、「梨園の妻ルール多過ぎて戸惑ったっぽい」という質問に対し、藤原は「◯」の札を挙げて回答。「俳優としての経験はありましたが、歌舞伎の世界は初めてだったので、一から多くのことを教わりました」と振り返った。

 特に難しかったことの一つとして、藤原は「舞台を見て拍手をしてはいけない」というルールを挙げた。共演者の神田愛花が「なぜダメなんですか?」と驚くと、藤原は「家族が(夫や他の方々が出ている)舞台を見て拍手をすることは『いけないことよ』と。家によっていろんなルールがあるので、一概には言えないのですが」と説明した。

 このルールにより、一般の観客から誤解されることもあるそうで、「『拍手もしないのね』と見られています。歌舞伎以外、他の舞台を見たときは拍手します。良いかどうかはわからないですけど」と苦笑した。

 また、「先輩の奥さま方の顔を覚えること」も大変だったようだ。「同じ舞台に出演する場合、先輩の奥さまにあいさつする順番が決まっており、最初はそのルールが全く分かりませんでした。心から切望したのは歌舞伎俳優名鑑があるんですけども、歌舞伎の奥さま名鑑が欲しかった」と冗談めかして嘆いた。

 最後に、着物以外の服装時に持ち歩いている物について「白い靴下と封筒を常に持ち歩く。足袋の代わりになるように。サンダルの時は靴下履かないじゃないですか。絶対、和食屋さんの畳の上を裸足で上がってはいけない。ストッキングは大丈夫ですけど。白い靴下があった方が好まれる」と答えた。