【イベントレポート】「リゼロ」レッドカーペットに高橋李依「気持ちいいですねー!!」と大興奮

AI要約

8月30日から劇場で先行公開されるアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」3rd seasonの第1話「劇場型悪意」。ジャパンプレミアカーペットイベントが開催され、キャストとファンとの交流や作品の魅力が語られた。

キャストたちはそれぞれセリフとともに挨拶をし、第1話の90分拡大版についてや観客との距離の近さについて話した。

ある質問では、キャストが人生でやり直したいことや新たな挑戦について語り、最後にはジェットコースターのような90分の第1話に期待を込めてメッセージが贈られた。

【イベントレポート】「リゼロ」レッドカーペットに高橋李依「気持ちいいですねー!!」と大興奮

8月30日から劇場で先行公開されるアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」3rd seasonの第1話「劇場型悪意」。そのジャパンプレミアカーペットイベントが、本日8月10日に東京・歌舞伎町シネシティ広場で開催された。イベントには、小林裕介、高橋李依、岡本信彦、天崎滉平、山根綺、安済知佳が登場し、レッドカーペット脇を埋め尽くした数多くのファンとの交流を楽しんだ。

キャストとともにエミリア、レム、ラムの着ぐるみもステージに現れると、エミリア役の高橋が「かわいい!」と大興奮。快晴の下での開催となったこともあり、ガーフィール役の岡本が「暑いよな。がんばろう!」とレムたちに声をかけていた。

レッドカーペットでは、キャストたちが各々ファンと交流。大歓声で迎えるファンに笑顔で手を振り続け、ときには声掛けに耳を傾ける姿も見られた。レッドカーペットを初めて歩いた感想を聞かれた高橋は「気持ちいいですねー!!」と絶叫し、歓声を浴びる。岡本は「みんな盛り上がってるかー!!」と煽り、ファンの熱気を感じていた。続いてそれぞれの推しキャラを発表する場面では、スバル役の小林がエミリアの名前を大きな声で会場に響かせる。続く高橋が「騎士様となってくれたスバルです」と、相思相愛な様子を見せると、会場から「フゥー」と、また大きな歓声が上がった。その後も、観客との距離が近いこともあり、キャストの一言一言に大きなリアクションが起こっていた。

改めてステージにあがったキャストたちは、それぞれセリフとともに挨拶をしていく。岡本は3rd seasonから「ラインハルトからは逃げられないってな」というセリフを一足先に披露。3rd seasonから「Re:ゼロから始める異世界生活」に参加する山根も、自身の演じるリリアナ・マスカレードのセリフを初出し。シリウス・ロマネコンティ役の安済は「とっても簡単で皆さんもすぐできるので、日頃から使ってください」というフリの後に「ありがとう、ごめんね」とセリフを放ち、笑いを起こしていた。

3rd season第1話は90分の拡大版。第1期の第1話は60分で放送したが、それよりも長い90分はシリーズでも初めての試みだ。小林は当初から監督が90分で制作したいと言っていたという裏話を明かし、「みんな観ればわかる。観終わった後の顔が楽しみ」と力説。オットー役の天崎が「ポップコーンは早めに食べておいたほうがいい」と劇場で観る際のアドバイスを贈ると、高橋も「60分くらいで食べたほうがいいね」と、後半は食べる暇もないような展開が続くことを匂わせた。

「Re:ゼロから始める異世界生活」初参加となった感想を聞かれた山根は、リリアナが劇中歌も多いキャラクターであることから、収録に向けて歌のことで頭がいっぱいになっていたと告白。「お風呂でも歌って、気合を入れて現場に行きました」とその努力を明かすと、実際に収録を見ているキャストたちから称賛の声が次々に贈られた。また「キャスト、スタッフの皆さんの気合が凄まじくて。これはすごい作品になるぞと思いました」と収録の雰囲気についても伝えた。

同じく初参加の安済は、役が決まってからこれまでのシリーズをすべて観て収録に備えたそう。そのうえで、シリウス・ロマネコンティの「ヤバさがわかった」と伝える。続けて「すごい役を任せていただいたんだと緊張しましたし、今までと同じアフレコのやり方じゃいけないなと、いろんな試行錯誤をして臨みました」と、新たな経験を喜びつつも、緊張もあったことを話した。

また作品の話題から離れて、「どんなに苦しい思いをしたとしてもやり直したいこと」という質問がされる場面も。天崎が音楽をやっておけばよかったと答え、「『リゼロ』は楽曲が素晴らしいじゃないですか。オットーは歌う機会はないかもしれないけど……」と話し始めると、キャスト陣が「言ったらあるよ!」「観たいよね」「ゾッダ虫の合唱とか」と盛り上がる。最後には「検討してください。お願いします」と天崎もオットーの歌唱に前向きになっていた。

この質問の締めでは小林が「ないです!」と大きな声で言い切り、「スバルを演じているからこそ簡単に死に戻りをしちゃいけないし、その時間であがいて生きているからこその今なので」と考えを述べる。また自身の人生に重ね「高校生のときに声優を目指し始めていればよかったなと思ったこともありますけど、社会人を経たからこそ、ここに立っているとも思います。無駄だったことは、本当にない。スバルを演じて、改めて振り返ったときにそう感じさせてもらえました」と力強く話し、大きな拍手が起こった。

最後の挨拶では岡本が、ジェットコースターのような90分になっていると、第1話を改めて紹介。アメリカのイベントで1話の上映をした際のことを振り返り「最初は『フゥー!』って歓声だったのが、だんだん静まっていく感覚。それは全世界共通だと思います。ぜひ楽しんでもらえたらうれしいです」とメッセージを贈った。高橋は「シーズンの最初にこんな豪華なイベントを用意していただくのも私たちも初めて。これまでも盛り上がってきましたけど、3期はすごい盛り上がりになるんじゃないかとワクワクしています!」と高鳴る気持ちを言葉にした。

■ TVアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」3rd season

2024年10月放送

□ スタッフ

原作:長月達平(MF文庫J「Re:ゼロから始める異世界生活」/KADOKAWA刊)

キャラクター原案:大塚真一郎

監督:篠原正寛

シナリオ監修:長月達平

シリーズ構成:横谷昌宏

キャラクターデザイン・総作画監督:佐川遥

モンスターデザイン:千葉啓太郎

プロップデザイン:岩畑剛一、鈴木典孝

美術設定:青木薫(美峰)

美術監督:木下了香(美峰)

色彩設計:坂本いづみ

撮影監督:宮城己織(T2studio)

3Dディレクター:田中和平(FelixFilm)

編集:須藤瞳(REAL-T)

音楽:末廣健一郎

音楽制作:KADOKAWA

音響監督:明田川仁

音響効果:古谷友二(スワラ・プロ)

音響制作:マジックカプセル

アニメーション制作:WHITE FOX

製作:Re:ゼロから始める異世界生活3製作委員会

□ キャスト

ナツキ・スバル:小林裕介

エミリア:高橋李依

ベアトリス:新井里美

ガーフィール・ティンゼル:岡本信彦

オットー・スーウェン:天崎滉平

フェルト:赤崎千夏

ラインハルト・ヴァン・アストレア:中村悠一

クルシュ・カルステン:井口裕香

フェリス:堀江由衣

ヴィルヘルム・ヴァン・アストレア:堀内賢雄

アナスタシア・ホーシン:植田佳奈

ユリウス・ユークリウス:江口拓也

プリシラ・バーリエル:田村ゆかり

アル:関智一

リリアナ・マスカレード:山根綺

ヨシュア・ユークリウス:石毛翔弥

キリタカ・ミューズ:西山宏太朗

ハインケル・アストレア:津田健次郎

シリウス・ロマネコンティ:安済知佳

※天崎滉平と赤崎千夏の崎は立つ崎が正式表記。

(c)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活3製作委員会