団扇とペンライト振ってね！「イケメン戦国THE STAGE」ファイナルが幕開け

AI要約

「イケメン戦国THE STAGE -FINAL-」が開幕し、女性向け恋愛ゲーム「イケメン戦国◆時をかける恋」を原作とする舞台シリーズの第11弾が完結編として描かれる。

開幕に際し総合プロデューサーや脚本・演出を手がける宮城陽亮、そして主役たちが作品に込める想いと感謝の言葉を述べる。

本公演には2つのルートがあり、配信も行われるなどさまざまな要素が盛り込まれており、8月12日まで上演される。

「イケメン戦国THE STAGE -FINAL-」が去る8月8日に東京・シアター1010で開幕した。

2017年にスタートした「イケメン戦国THE STAGE」は、女性向け恋愛ゲーム「イケメン戦国◆時をかける恋」を原作とする舞台シリーズ。第11弾となる今回は完結編となり、本能寺で奇襲を受けて死んだはずの織田信長が、7年後の日ノ本に現れ、再び立ち上がる様子が描かれる。

開幕に際し総合プロデューサーの黒谷通生は「『イケメン戦国THE STAGE -FINAL-』ということで、7年間応援して下さった皆様に心より感謝申し上げます。稽古場で何度も何度も通し稽古を観ておりますと、日々成長していく役者達の熱気で稽古場のクーラーが効かなくなるくらいのファイナルに相応しい作品が出来上がったと思います」「最高のファミリーがお届けします7年分の愛をこめました本作はきっとお客様の心に残る作品だと確信しております。是非劇場に、武将達の最後の勇姿を目に焼き付けに来て下さい。素敵な時間を武将達と共に過ごしましょう」とコメント。

脚本・演出を手がける宮城陽亮は「初演から7年を経て、ついに最後の公演となりました。自分は初演の立ち上げから、計6本に関わりました。多くのキャストが初演時と変わらないままに、『FINAL』と銘打った作品を上演できる事は、戦ステのファンの皆様の応援あっての奇跡だと思っております」と述べ「オリジナルストーリーでお送りする今作は、本能寺でワームホールに巻き込まれた『織田信長』が7年後の未来にタイムスリップする所から物語が始まります。信長がいない7年の間に、日ノ本は『毛利元就』の作り出した地獄の世に変わり果てており、全てを失った信長は『上杉謙信』の力を借り、再び天下布武を成すために立ち上がります。また本編の後は７年間の感謝を込めたスペシャルな催しもございます。こちらも合わせてお楽しみください」と見どころを述べる。

織田信長役の小笠原健は「いよいよ『イケメン戦国THE STAGE -FINAL-』が開幕いたします。これまで応援してくれた皆様のために、誠心誠意、カンパニーの心をひとつに、全力で稽古から取り組んできました。皆様の心の奥底に、一生涯残るような、そんな作品になるよう千秋楽まで駆け抜けたいと思います。これまで沢山の愛をありがとうございました。いっぱい素敵な思い出をもらいました。この7年間、本当に楽しかった。始まってしまえば終わってしまうので、終わらせたくはないけど、まもなく幕があがります。最後は楽しんで、たくさん団扇とペンライト振ってね」と観客にメッセージを送る。

上杉謙信役の橘龍丸は「今公演で七年間という長い歴史に一度ピリオドを打ちます。本番が近づくにつれてファイナルであることを実感し寂しさは募りますが、この気持ちを誠心誠意本番に込め、最後だからこそ謙信のように自由に戦を楽しみたいと思っております。そして今回ありがたいことに、殺陣師としても参加させて頂くことになり、この七年間の締めくくりに裏方としても力を振るえたこともとても光栄でした！健さんを中心に皆で魂を重ね取り組んで参りましたので、それぞれが全力をぶつけ、来てくださる姫や殿に楽しんで頂けるようカンパニー一同頑張ります！二度と見ることの叶わない戦ステ武将達の刹那の輝きをしっかり刻んでください。劇場でお待ちしております」と思いを述べた。

なお本公演には「蒼ノ陣」と「紅ノ陣」の2ルートがある。また11日の12:00開演回と17:00開演回は配信が行われる。上演時間は約2時間25分、公演は8月12日まで。

■ イケメン戦国THE STAGE -FINAL-

2024年8月8日（木）～ 12日（月・祝）

東京都シアター1010

□ スタッフ

原作：CYBIRD「イケメン戦国◆時をかける恋」

原作イラスト：山田シロ

原作監修：サイバード

脚本監修：サイバード

脚本・演出：宮城陽亮

□ 出演

織田信長：小笠原健