今回の推しは藤原恭大外野手 将来ロッテを背負っていく選手 トリプル3やってくれることを期待

AI要約

和田海佑が藤原恭大選手について紹介。藤原選手の高校時代の活躍や現在の活躍、そしてライバル意識について述べる。

藤原選手のノーステップ打法やパワー、イケメンベースボールと呼ばれる一面に触れる。将来を期待する意気込みを述べる。

ロッテチーム全体についても触れ、若手とベテランの連携や勢いに期待する姿勢を示す。

今回の推しは藤原恭大外野手 将来ロッテを背負っていく選手 トリプル3やってくれることを期待

 【ウエブ新企画=わだみゆのおしエッテマリーンズ 第5回】

 ロッテファンのNMB48和田海佑(27)が、ロッテ選手とのコラボや始球式登場を夢見て、ロッテ愛を語りまくる企画「わだみゆのおしエッテマリーンズ」。今回、和田が推すのは藤原恭大外野手(24)。走攻守3拍子そろい、大阪桐蔭高では4番で春夏連覇、3球団からドラフト1位指名され、ロッテに入団した野球エリートを語ります。

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 今回は藤原恭大選手です。皆さん高校時代からご存じですよね。私ももちろん注目してました。あの大阪桐蔭で4番打者としてチームを引っ張って春夏連覇。中日の根尾昂選手、巨人の横川凱投手らもいた最強世代でした。高校時代、野球部のマネジャーをしていた私から見ても、大阪桐蔭ってお笑いで言ったら「ダウンタウン」さんみたいな存在。太ももからして違いますよね、ピッチピチのパッツパツ。今だと「高校生やな~」って思えますけど、当時は体が高校生と思えなくて、「こわっ」みたいな感じでした(笑い)。

 根尾選手とは同じチーム同じ目標を持っていてもライバル意識があったようですが、アイドルでも同じチームにライバルがいるから大きくしてくれると思うんです。私にとってライバルは、もう卒業しちゃったんですが浅尾桃香ちゃん。同期ですごくライバル意識持ってました。「この子より人気になってやる」って、仲はいいけどバチバチしてるみたいなのはあったんですけど、その子のおかげで今がある。ありがたい存在でした。

 藤原選手は3月に膝を骨折して、開幕には間に合いませんでした。でも、何とか前半戦のうちに戻ってくれて、遅れを取り戻すどころか大活躍。藤原選手が打つとチームの雰囲気も変わりますし、今は9番を打ってますが9番がこれだけ打つと上位打線にもつながる。思い切りのいいスイングで、まさに相手からは“恐怖の9番打者”だと思います。後半戦も期待してますし、レギュラーに定着してほしいです。

 今年から打席で追い込まれたときにノーステップ打法を取り入れてるんですね。ノーステップ打法って上半身下半身の筋力が鍛え抜かれていないと球が飛ばないそうなんです。でも、藤原選手は今年のキャンプで自己最も重い体重に増やしていて、タイミングがズレてもパワーで打ち返せてるようになっています。

 ファンからは“イケメンベースボール”って呼ばれてるんですが、本人はシャイでイケメンベースボールグッズの販売を勧められても「イヤです」とか言ってておもしろい(笑い)。

 とても華がある選手で、将来ロッテを背負っていく選手やと思いますし、私は4番センターでトリプル3をやってくれることを期待しています。

 チーム全体についても少しだけ。前半戦が終了して、つなげる野球、理想の全員野球ができている気がします。去年まではベテランが最後に決めてくれるシーンが多かったですが、若手の力がめきめき伸びて、ベテランもそれに負けじと切磋琢磨(せっさたくま)し合っている。西武戦は開幕から同一カード負けなしのプロ野球新記録14連勝。勢いづいているので後半戦もこのまま頑張っていってほしいです。

 先日の京セラドームでのオリックス戦も見に行きました。ロッテが京セラドームに来てくれるのは今年初でしたが、宮城投手を打ち崩してくれました。まだ、ソフトバンクを逆転…あきらめてません!【取材・構成=阪口孝志】

 ◆和田海佑(わだ・みゆ)1997年(平9)3月29日、兵庫生まれ。チームM。20年9月に7期生として加入。22年1月、正規昇格。身長158センチ、血液型AB。愛称は「みゅう」。家族の影響で子供のころから野球好き。中学の頃には甲子園で高校野球観戦、高校では野球部マネジャー。