紫吹淳、「女性や美しさの見せ方というものを教えてくれた」と感謝 真島茂樹さん『お別れの会』

AI要約

振付師でダンサーの真島茂樹さんの「お別れの会」が開催され、関係者や友人が真島さんを偲んだ。

紫吹淳や芦川よしみ、川中美幸など多くの芸能人が真島さんの人柄や才能を称え、彼が残した明るさやエネルギーを讃えた。

多くの人から愛された真島さんの訃報に、芸能界だけでなく多くの人々が驚きと悲しみを表した。

紫吹淳、「女性や美しさの見せ方というものを教えてくれた」と感謝 真島茂樹さん『お別れの会』

 虚血性心不全のため、5月22日に77歳で亡くなった振付師でダンサーの真島茂樹さんの「お別れの会」が8日、東京都内のホテルで開催された。関係者約60人など多くの人が駆けつけ、「踊りを愛し生涯ダンサー」という信念を最後まで貫いた真島さんをしのんだ。

 元宝塚歌劇団月組トップスターで女優の紫吹淳(55)は、舞台「王様と私」で3年間、真島さんと一緒に全国をまわったと話し、男役が長かった紫吹に「優しく、女性や美しさの見せ方というものを教えてくれた」と感謝した。さらに、「いつも明るく楽しくハッピーにしてくださる方。プライベートもウソがない。あのまんまです。誰にでも気を使われる方」とたたえ、「私の中で師匠として生きています」と涙を浮かべながら話した。

 女優で歌手の芦川よしみ(65)は約20年来の付き合いがあり、よく電話で連絡を取り合う仲だった。最後の会話は3月で「今は忙しいから6月くらいに会おうねと約束していました」。昼間の番組に出演している芦川の姿を見かけては「よしりん、見たよ~って連絡をくれましたね」。改めて「純粋で人のために一生懸命やる人。人が好きで明るくてマイナスのことを言わない。天国に行ってもずっと踊っていると思います」と話した。

 歌手の川中美幸(68)は11年前の舞台で共演して以来の仲。突然の別れに驚きながらも「今の時代に明るさを残してくださった」と感謝の言葉を述べた。続けて、「あのまんまの方。いつもエネルギーをもらっていました。怒った顔も見たことない。振り付けをしてくださるときも若い人に対しても優しかった」とその人柄をしのび、最後に「私もマツケンサンバをまたいつか踊らせていただけるよう体を鍛え直したい。(真島さんは)いつも姿勢が良かったですからね」と目を細めた。