市村正親、真島茂樹さんお別れ会で「僕の中ではまだ亡くなってない」 “オネエ言葉”で呼びかけも

AI要約

俳優の市村正親(75)が真島茂樹さんのお別れ会に参加し、50年以上の付き合いを明かした。

市村はまだ真島さんが亡くなったことを受け入れられておらず、今後も彼の精神を引き継ぎ続ける意向を示した。

真島さんの功績や人柄を称え、市村を含む多くの関係者がお別れ会で彼を偲んだ。

市村正親、真島茂樹さんお別れ会で「僕の中ではまだ亡くなってない」 “オネエ言葉”で呼びかけも

 俳優の市村正親(75)が8日、東京・ホテルニューオータニで行われた真島茂樹さん(享年77)のお別れ会に参加。報道陣の取材で胸中を明かした。

 真島さんとは、20代のころから50年以上の付き合いだという市村。真島さんからは“お市の方”と呼ばれていたそう。市村は「あいつはそういうこと(亡くなったこと)を感じさせない人間なので僕の中ではまだ亡くなっていないですね」とこぼした。

 また、今後について「ちゃんと“まじ”の精神を引き継いで、いいなと思われる芝居をし続けないといけないなと思います」とも語る。そして最後に真島さんにかける言葉を問われると「肉体は今ないけど、魂はちゃんとワタシの中に残っているから、安心して上の方から見てください」といい、「まじと話すとオネエ言葉になっちゃうんですよ」と笑顔も見せた。

 会場には、生前着用していた26着の衣装、出演したステージのポスター、思い出の写真、「マツケンサンバII」の直筆で書かれた振り付けノート、市村のほか鳳蘭・森公美子・IKKOらのメッセージなどが展示された。祭壇はピンク、赤、白を中心とした花で飾られた。

 真島さんは、5月22日午後10時38分に虚血性心不全のため死去。所属事務所の三喜プロモーションは「真島は、小さい頃からの夢を実現させレビューの道を邁進して参りました 『マツケンサンバII』の振付以降は、活動の幅も広げ皆様に愛される日々を送り、自ら『一生踊り子』という言葉を胸に亡くなる前日まで元気で仕事をこなしておりました」と説明していた。

 真島さんは3月22日生まれ、栃木県宇都宮市出身。振付師、ダンサーとして活躍し、松平健「マツケンサンバII」をはじめ、「タマホーム」、『日本薬健「金の青汁」』『Happy Elements「あんさんぶるスターズ!!」のCM、映画『プリキュア』などの振り付けを手掛ける。また、舞台『ファビュラスレビューボーイズ』『シカゴ』『ラ・カージュ・オ・フォール』『王様と私』『屋根の上のヴァイオリン弾き』『暴れん坊将軍スペシャル』にも出演。また、バラエティー番組などでも活躍していた。