橋下徹氏「亡くなってからでは遅い!」酷暑時のクラブ活動中止は行政でルール化が必要と強調

AI要約

橋下氏が学生のクラブ活動と猛暑対策について言及。

猛暑時のスポーツ活動による熱中症リスクに警鐘。

政治・行政でのルール化を提言。

橋下徹氏「亡くなってからでは遅い!」酷暑時のクラブ活動中止は行政でルール化が必要と強調

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が7日、関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」に出演し、酷暑時の学生のクラブ活動について言及した。

 日本高校野球連盟らは今年の夏の全国高校野球について、猛暑の時間帯でのプレーを避けるため、試合を午前と夕方に分けて行う2部制を開幕から第3日まで導入する。

 橋下氏は「甲子園も、これを目指している高校球児のみなさんの努力もオリンピックと同じくすばらしいこと」と切り出した。

 スポーツ時の熱中症の危険性について「僕らの時代と違って温度が全然違うので、命を落としたなんてことは最悪ですから、熱中症の指数が警戒に入った段階で、大会だけでなく全クラブ活動を中止にするってことをやらなきゃいけないんですけど、各学校はできません。みんな勝利を目指しているから」。

 さらに「こういう場合にクラブ活動は中止ってことを、政治・行政でルール化が絶対必要です。亡くなってからでは遅いのでね」と持論を展開した。

 直後の天気予報のコーナーで明日は西日本・九州の各所で「40度に迫るような命に係わる暑さになる」との警告を聞いた橋下氏は「該当の地域でもクラブ活動やってるじゃない」とコメントし、番組では「『明日の部活動は止めよう』とか、決断ができる方におっしゃっていただきたい。事故のないようにしていただければ」と警鐘を鳴らした。