『虎に翼』無力感を覚える寅子を置いて、上京していった美佐江。進学先が<東大>という事実に視聴者「この先の美佐江の動向は!?」「光クラブ事件を想起」「もしや東京で再会」

AI要約

連続テレビ小説『虎に翼』の第19週の放送内容を要約すると、美佐江の影に追われる寅子と航一のやり取り、高瀬と小野の友情結婚の報告、そして東京大学合格の美佐江の動向が描かれました。

ネットでは美佐江の進学先が東京大学ということで、光クラブ事件を想起する声が多く挙がった。また、美佐江に何か起こることを予想する声も出ていた。

朝ドラ通算110作目『虎に翼』は、女性弁護士三淵嘉子をモデルに、昭和の法曹界を舞台にしたリーガル・エンターテインメントとして注目されている。

『虎に翼』無力感を覚える寅子を置いて、上京していった美佐江。進学先が<東大>という事実に視聴者「この先の美佐江の動向は!?」「光クラブ事件を想起」「もしや東京で再会」

◆8月7日の『虎に翼』

現在放送中の伊藤沙莉さん主演・連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)。第19週「悪女の賢者ぶり?」の93回が8月7日に放送され、話題になっています。

*以下、8月7日放送内容のネタバレを含みます。

美佐江(片岡凜さん)への対応を間違えたと気落ちする寅子を航一(岡田将生さん)が訪ねてくる。

一方、職場では高瀬(望月歩さん)と小野(堺小春さん)が「友情結婚」をすると報告する。

「友情結婚」という言葉が全くピンとこない深田(遠山俊也さん)とは逆に、二人の結婚を自分の過去の結婚と重ねた寅子は慎重に考えた方がいいと忠告してーーといった話が描かれました。

◆あらためてあらすじ

新潟にて起きたひったくり事件や売春事件の背後に、見え隠れしていた美佐江の影。

一瞬は、美佐江との距離が縮みかけつつも、結果的にその対応に失敗したことを寅子は悔みます。

立場と法の限界を前に、何もできないことを思い悩みながら、迎えた昭和28(1953)年3月。

美佐江が東京大学に合格したことを、その父・森口(俵木藤汰さん)から告げられます。

寅子が美佐江の動向をたずねると、「母親と東京ですて。下宿さがしやら、なんやら…ハッハッハ。みなさんのおかげら!」とお礼を述べ、森口は満面の笑顔でその場を立ち去るのでした。

◆ネットの声

結局、寅子としては何もできないまま、東京へと進学していった美佐江。

ネットでは美佐江がこれまでにみせた性格や行動、そして進学先が東京大学ということを鑑みて、少し時期がずれつつも、同時代にあった東大生が融資会社を設立、闇金融として検挙されたという「光クラブ事件」を想起した人が多かったようです。

「美佐江が取り巻きを使ってしてきたのは、いわゆる<アプレゲール犯罪>。そして進学先が東大というと、想像するのはやはり光クラブ事件…」「光クラブ事件の首謀者・山崎晃嗣の、頭が良くも、人を信用していなかったところが美佐江っぽい」「終戦まもない当時、既存の価値観や道徳観を欠いたような美佐江の考えに至った若者が多かったのだろうか」「絶対に大学でも何か起こすに違いないけれども、ドラマ内でこの先の美佐江の動向を追えるのか?」「寅子が東京に戻ったあと、もしやそこでの再会も…」といった声が交わされていました。

また美佐江役を演じる俳優・片岡凛さん(@questionzombies)はエックス(旧ツイッター)にて

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【ご報告】

東大合格しました。

では失礼致します。

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とつぶやいており、以後、美佐江の動向をドラマ内で追うのは難しそうな気配をうかがわせていました。

朝ドラ通算110作目となる『虎に翼』は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんがモデル。昭和の法曹界を舞台に、激動の時代を描いたリーガル・エンターテインメントです。

仲野太賀さんや石田ゆり子さん、松山ケンイチさんらが出演し、尾野真千子さんが語りを、脚本は吉田恵里香さんが担当。

主題歌『さよーならまたいつか!』は米津玄師さんが手掛けています。