爆風スランプの26年ぶり新曲がデビュー記念日の8・25にリリース決定 ジャケットは「サザンオールスターズ」関口和之が描き下ろし
ロックバンド「爆風スランプ」が40周年を迎え、新曲「IKIGAI」のリリースが8月25日に決定した。30年ぶりのMVも公開される。
ジャケットイラストは「サザンオールスターズ」の関口和之が手がけ、作詞はサンプラザ中野くんが担当。曲のテーマは「IKIGAI」。
爆風スランプの40周年ツアーも開催され、10月31日からスタートする。
今年でデビュー40周年を迎えるロックバンド「爆風スランプ」が26年ぶりとなる新曲「IKIGAI」を配信することが今年3月に発表されていたが、そのリリースがデビュー日の8月25日に決定した。約30年ぶりに撮影したミュージックビデオ（MV）のティザー映像が6日に公開される。
また、同曲のジャケットのイラストを「サザンオールスターズ」のベーシストであり、イラストレーターとしての顔も持つ関口和之が描き下ろしたことも判明。実は、1984年8月25日発売のデビューシングル「週刊東京『少女A』」とアルバム「よい」の両ジャケットにも関口が手がけており、今回「あれから40年たったメンバーの似顔絵を改めて描いてほしい」という爆風スランプたってのラブコールに関口が応えた形だ。
新曲の作詞を務めたボーカルのサンプラザ中野くん（63）は「『生きがい』という言葉は、『Kawaii』や『Mottainai』同様、『IKIGAI』となり世界共通語になり始めているそうです。ですが、われわれ日本人も実はこの言葉をしばらく忘れていたのではないでしょうか？ ぜひわれわれの曲を聴いていただき“IKIGAI”を思い出してもらえるとうれしいです！」とコメントを寄せた。
前夜祭としてデビュー前からライブを行っていた愛知・名古屋E.L.L.での10月31日、11月1日の2日間公演を皮切りに、「爆風スランプ～IKIGAI～デビュー40周年日中友好LIVE ”あなたのIKIGAIナンデスカ？”」と題した26年ぶりのツアー（3都市4公演）もスタートする。
◆爆風スランプ 1984年8月25日にアルバム「よい」、シングル「週刊東京『少女A』」を同時発売してメジャーデビュー後、わずか1年で後のヒット曲「大きな玉ねぎの下で～はるかなる想い」の舞台となる東京・日本武道館で単独ライブが実現した。88年に「Runner」が大ヒットを記録し、NHK紅白歌合戦に初出場。89年にベーシストの江川ほーじんが脱退し、バーベQ和佐田が加入。サンプラザ中野（ボーカル、後にサンプラザ中野くんに改名）、パッパラー河合（ギター）、ファンキー末吉（ドラムス）というオリジナルメンバーとともに現在の4人体制となった。他の代表曲は「リゾ・ラバ」「涙2」など。99年4月に活動休止を発表。05年、07年、10年にはその日限りの復活ライブを開催した。
