『KAT―TUN』上田竜也、佐々木蔵之介は「圧倒的」 6日開演の舞台『破門フェデリコ~くたばれ!十字軍~』会見

AI要約

俳優佐々木蔵之介が主演する舞台「破門フェデリコ~くたばれ!十字軍~」の記者会見が行われ、共演の上田竜也との息の合った掛け合いが話題に。

作品は中世ヨーロッパを舞台に、破門を受けながらも次の時代を切り開く皇帝フェデリコの物語を描き、佐々木と上田が緊張感あふれる作品とは対照的に、楽しい雰囲気で共演を楽しんでいる。

佐々木は上田を真面目で才能豊かな俳優と賞賛し、上田も佐々木の圧倒的な存在感に感銘を受けていることを明かしている。

『KAT―TUN』上田竜也、佐々木蔵之介は「圧倒的」 6日開演の舞台『破門フェデリコ~くたばれ!十字軍~』会見

 俳優佐々木蔵之介(56)が主演を務め、6日に開演する舞台「破門フェデリコ~くたばれ!十字軍~」(阿部修英さん作、東憲司さん演出)の記者会見が5日に東京・渋谷のPARCO劇場で行われ、共演の「KAT―TUN」上田竜也(40)、六角精児(62)らと出席。作品では確執のある父子を演じる佐々木と上田が、息の合った”連係プレー”で会見を盛り上げた。

 時代はキリスト教が支配する中世ヨーロッパ。最高権力者のローマ教皇から破門を3度も言い渡されながら、次の時代をこじ開けた皇帝フェデリコの物語が描かれる。主人公を演じる佐々木とフェデリコの息子ハインリヒを演じる上田が、緊張感あふれる作品とは対照的に、初共演とは思えない掛け合いを見せた。

 佐々木は「『KAT―TUN』の上田…ちょっとやんちゃなイメージがあったんですが、すごく真面目で人の言うことをよく聞くんですよね。真面目やなぁ、という印象」と絶賛。さらに、演技についても「(感情の)爆発のさせ方、楽しみ方をわかってくれている。ついていきます」とユーモラスに誓った。

 一方、上田は佐々木への敬意があふれるコメント。「圧倒的な芝居力、迫力があってすごい。蔵之介さんの存在感に圧倒された」。役づくりのために舞台外でもあえて不仲になるという選択肢もあったものの、「蔵之介さんが差し入れをいっぱいくれるので、”餌づけ”された」と明かして笑わせた。この発言を聞いた佐々木は「毎日、差し入れ、”賄賂”をどうしたらいいか頭を悩ませてました。頑張りました」と大満足。実家が造り酒屋とあり、本番の差し入れには「酒持ってきますか」とノリノリだった。

 東京での公演は9月1日まで。同7、8の両日には愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館ビレッジホールでも上演される。