橋下徹氏が不倫問題で北村晴男弁護士と激論「大恋愛はしっかり認めていくべき」

AI要約

北村晴男弁護士と橋下徹弁護士が不倫について激論を展開。

慰謝料をとれるかどうかについて意見が分かれる。

橋下氏は不倫を大恋愛と捉え、差別されてはいけないと主張。

橋下徹氏が不倫問題で北村晴男弁護士と激論「大恋愛はしっかり認めていくべき」

 北村晴男弁護士(68)と橋下徹弁護士(55)が4日、「行列のできる相談所」(日本テレビ系)に出演。「法律問題」のコーナーで、不倫をめぐって激論を繰り広げた。

 番組で「不倫相手に駆け落ちの約束を破られた場合、慰謝料をとれるのか?」という法律問題に対し、北村氏は「慰謝料をとれない」と回答。「裁判所が慰謝料を払うよう命ずることは、不倫を助長することになる」と述べた。

 一方で、橋下氏は「慰謝料をとれる」と回答。理由については、「フランスは不倫を堂々と認めて、そこで生まれた子供を社会的に支えていこうという、法律婚が全てじゃない世の中になってきている。日本もそういう流れになってきている」「当事者にとっては大恋愛。約束違反になるため、慰謝料は当然とれる」と説明し、「不倫だから全部ダメだという遅れた考え方はダメ」と持論を展開。また、「芸能人が不倫して、週刊誌に叩かれて、仕事がなくなるのもおかしい」と述べ、「世の中には道徳的に立派な人間ばっかりなんですか?」と問いかけた。

 橋下氏の意見に対し、北村氏は「日本がフランスのような社会になったというのは見当違い。不倫という不貞行為が離婚理由であることは1ミリも変わっていない。そのことを全く考えていない」と批判。

 これに対し、橋下氏は「裁判所も『不倫だから慰謝料なしね』じゃなくて、大恋愛はしっかり認めていくべき。不倫で生まれた子供だからといって差別しちゃいけない」と反論。「不倫は2人の恋愛関係だから、外側の社会がダメだという話ではない」と、不倫を激しく批判する風潮に苦言を呈した。