橋下徹氏 東大准教授「五輪ボイコット」発言に言及「いいんですよ、いいんだけど…」

AI要約

橋下徹氏は、パリ五輪に関する持論を展開し、選手へのリスペクトを強調した。

最近の五輪に関する識者のコメントに対して、橋下氏は選手へのリスペクトを持った上での意見表明を求めた。

特に、反五輪でボイコットを主張する人々について言及し、平和の祭典としての五輪に関する矛盾も指摘した。

橋下徹氏 東大准教授「五輪ボイコット」発言に言及「いいんですよ、いいんだけど…」

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が3日、カンテレ「ドっとコネクト」に出演。熱戦続くパリ五輪に持論を展開した。

 ここまでの印象的なシーンの一つと言えば、柔道女子52キロ級2回戦で敗れた阿部詩の大号泣。ネット上では「もらい泣きした」という声のほか、競技の進行が遅れたことで批判もあった。

 元宮崎県知事の東国原英夫氏はXで「柔道家として毅然としてほしかった」とチクリ。これに橋下氏は「武道にはこういう考え方もある。選手に対するリスペクトがあるから、(東国原氏は)問題ない」と話した。

 一方で五輪に関する識者のコメントで気になるものもあったという。

「特定名は言いませんけど『五輪が政治的な問題になってて、ボイコットの意味で、私は見ません!』みたいなことを言う人がいて。『五輪に興味がないから、なければホッとする』って。いいんですよ、いいんだけど、選手に対するリスペクトを持った上で、そういう意見を言ってほしい」

 橋下氏は名前を出さなかったが、先月29日放送のTBS系「NEWS23」に出演した斎藤幸平東大准教授は「全然見てないですね。私は反五輪でボイコットしてるんですけど」とコメント。〝平和の祭典〟を謳う五輪だが、今大会はウクライナ侵攻を行うロシアは参加できない一方で、パレスチナと交戦中のイスラエルは通常参加している。