阿部詩の号泣めぐる東国原氏発言、橋下徹氏は理解示す「選手をリスペクトした上で言ってる」

AI要約

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が、柔道女子の競技で涙した選手に対する賛否について話題に。

橋下氏は涙する選手に対してリスペクトを示し、東国原氏の意見も尊重。

競技者が激しい感情を表現することに対する違った意見が紹介された。

阿部詩の号泣めぐる東国原氏発言、橋下徹氏は理解示す「選手をリスペクトした上で言ってる」

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が3日、関西テレビ『ドっとコネクト』(土曜午前11時20分)に生出演。パリ五輪柔道女子52キロ級で大会2連覇を目指したものの、2回戦で敗れた阿部詩が会場で号泣したことに対して賛否があったことを取り上げた。

 声を上げて泣く阿部には会場から「ウタ」コールが起こって印象的だった。橋下氏が「月曜日の朝の生放送でそのシーンを見て、涙が出そうでこらえるのに必死だったんです。あれを見て“ここまでよく頑張りましたね”とか“いいじゃないですか”みたいなことは言えないっていうかね。本当の“悔し泣き”ってこういうことなんだなって思いましたけど」と話すと、ハイヒール・リンゴから「橋下さんも人の心あるんですね」とつっこまれた。

 一方、元宮崎県知事の東国原英夫氏が『悔しいのは分かるが、あの泣きはどうなのかな。柔道家、武道家として毅然としてほしかった』『柔道で負けた選手はヤマほどいる。競技進行を妨げてまで泣きじゃくった選手は過去にいただろうか』『勝っても負けても礼節を重んじて取り乱さない。心技体が問われる』とテレビ番組などで3度にわたり、厳しい持論を表明したことを取り上げた。

 橋下氏は「東さんの意見もあるんですよ」と否定はせず、「ウチ、剣道やってる息子とかいるんですけど。やっぱり武道っていうのは、東さんみたいな意見があるみたい。東さんの意見って、ちゃんと選手に対してのリスペクトがあって言ってるから、僕は全然問題ないと思うんです。選手に対してリスペクトした上でこの意見あるから」と東国原氏の考えを尊重した。