虹コンを卒業する岡田彩夢「いま、大学院に進学しようか迷っています」

AI要約

虹のコンキスタドール(虹コン)のメンバー、岡田彩夢が8年間の活動にピリオドを打ち、卒業を決断した理由を明かす。

岡田は個人での創作活動に集中したいとし、小説の執筆やゲームのシナリオ作成、研究活動などの夢を追求する意向を示す。

アイドルとしての経験を活かし、今後は「岡田彩夢」として多岐にわたる活動を展開する決意を表明する。

虹コンを卒業する岡田彩夢「いま、大学院に進学しようか迷っています」

 今年結成10周年を迎えたアイドルグループ・虹のコンキスタドール(虹コン)。2016年にお披露目されて以来8年間活躍してきた岡田彩夢が、8月17日をもって卒業する。卒業直前、最後の撮り下ろしとなったこのグラビアで、決断の理由を聞いた。

「2年前に虹コンが日本武道館公演をしましたが、本当はそのタイミングで卒業しようと思ってました。今も完治はしていないのですが、当時、発声障害を抱えていて、歌が急に歌えなくなってしまって。精神的にも追い込まれて、アイドルとしてステージに立っている資格がないんじゃないかと思いつめてしまった。それで、武道館で辞めようと思っていました。ところが、そのライブで中心メンバーの根本凪さんと的場華鈴さん(のちに復帰)が卒業することになった。そのとき、2人がいなくなった虹コンを見てみたいな、と思ったんです。それで、もう少し続けることにしました。

 ところが昨年の夏ごろに、私、虹コンやり切ったかもって思ったんです。今後叶えたい夢や目標ってよく聞かれるんですけど、自分の中で答えが出てこなくなりました。それが、卒業を決めた理由です。

 いっぽうで、個人でやりたいことがたくさん増えてきた。

作詞と小説は書き始めていて、この雑誌が出るころには、ファンタジー小説をひとつ書き上げている予定です。ゲームのシナリオも書きたい。絵のお仕事もしたい。それに、大学院で研究も続けたい。私はいま修士課程で谷崎潤一郎など近代の小説における『悪女』の描かれ方を研究しています。博士課程に進むかどうか、頭を悩ませています。

▪️私は職業が「岡田彩夢」なんです

 私はアイドルとしてこれまでファンの方に支えられてきたし、逆に支えになったこともあると思います。そういったコミュニケーションを大事にしたいから、アイドルは続けるつもりです。アイドルの肩書で、先ほどのようないろいろな創作活動をする。歌も歌っていきます。私は声質がウィスパーっぽいから、そっち系で、作詞も自分でしたい。総括すると、これからの私はきっと職業が『岡田彩夢』なんです。いったいどうなるんでしょうね。自分でもわからないけど、ワクワクしています」

おかだあやめ

23歳 2000年8月8日生まれ 熊本県出身 2016年7月、虹のコンキスタドールに加入。趣味はお絵描き、読書、オタ活。2021年には個展を開催した。2024年にはテーブルトークRPGのシナリオで作家デビュー。8月17日、虹コン10周年記念ライブにて卒業する。そのほか最新情報は公式X(@okada_ayame)、Instagram(@okada_ayame)にて

写真・岡本武志

スタイリスト・野田陽子

ヘアメイク・伊藤遥香(M’s up)