飛び込み王子のトーマス・デーリー選手、パリでも編み物 完成したばかりの五輪記念ニットをお披露目

AI要約

イギリスの飛び込み選手トーマス・デーリーがパリ五輪で編み物を楽しんでいることが話題になっている。

デーリー選手は自由時間に編んでいたセーターを公開し、パリの象徴を取り入れたデザインにファンから絶賛の声が上がっている。

編み物が得意なデーリー選手は、次回のロサンゼルスオリンピックでもどんな作品を披露するのか楽しみである。

飛び込み王子のトーマス・デーリー選手、パリでも編み物 完成したばかりの五輪記念ニットをお披露目

連日熱戦が繰り広げられているパリ五輪。編み物好きで知られるイギリスの飛び込み選手、トーマス・デーリーが新作を公開した。

2021年に行われた東京オリンピックで、観客席で他の選手に声援を送りながら編み物をしているところをカメラにキャッチされたデーリー選手。それがきっかけで編み物が得意であることが世界中に知れ渡った。東京で獲得した金メダルを入れるポーチをあっという間に完成させ、ファンからそれまでの「飛び込み王子」に加え「編み物王子」のニックネームが進呈されていたのを覚えている人も多いはず。今回の五輪でも自由時間に編み物を楽しんでいるもよう。10m高飛込シンクロで銀メダルを獲得した直後、完成したばかりの作品をインスタグラムで披露した。

「パリにいる間、編んでいたセーターを公開したいんだ」とデーリー選手。「前にはパリ24って入っている。下にはフランスとイギリスの国旗、そして背中にはデーリーと描いてあるんだ」。パリのAの部分がエッフェル等になっているのがさすが。使われているカラーはフランスとイギリスの国旗と同じブルーと白、そして赤。腕の部分には「TD」とイニシャルが入り、反対側の腕には5回目のオリンピック出場と5個目のメダルを記念して「5」と編み込んである。

「セーターを着るにはパリは暑いけど」と言いつつ「パリに来たちょっとした思い出としてこういうのを作るのはとても楽しいんだ」と話している。「かわいいよね。どう思う?」。もちろんフォロワーたちからは絶賛するコメントが書き込まれている。

ちなみにデーリー選手は編み物専用アカウントも立ち上げていて、そちらではこの五輪記念ニットのデザイン画も公開している。東京オリンピックでは胸に「東京」と漢字で刺繍したニットを完成させていたけれど、ますます腕を上げているよう。次のロサンゼルスオリンピックではどんな作品を見せてくれるのか早くも楽しみ。