ラウール&奥平大兼、お互いに「居心地の良い存在」と明かす 座長ぶりも絶賛

AI要約

映画『赤羽骨子のボディガード』で、ラウールと奥平がそれぞれの役柄に挑む姿について語る。

ラウールは金髪ヤンキーの荒邦を演じ、感情豊かなキャラクターに取り組むことを楽しんでいた。

奥平は最強の司令塔・染島澄彦役で、原作に忠実に演じる一方、アクションシーンに挑戦した苦労や違いを語る。

ラウール&奥平大兼、お互いに「居心地の良い存在」と明かす 座長ぶりも絶賛

 9人組グループ・Snow Manで活躍するラウールが3年ぶりに単独主演作として臨む映画『赤羽骨子のボディガード』。本作でラウールは、幼なじみで恋心を抱く赤羽骨子(出口夏希)を極秘で守る任務を遂行する金髪ヤンキー高校生・威吹荒邦を演じる。そして荒邦と共に任務にあたる錚々児高校3年4組の最強の司令塔・染島澄彦に扮するのが奥平大兼だ。2003年生まれの同級生の2人が「絶妙な距離感だった」という関係性について語った。

■華麗なアクションシーンの裏側は?

――ラウールさんは金髪ヤンキー、奥平さんは最強の司令塔という役でしたが、台本を読んでどんな印象を持ちましたか?

ラウール:荒邦はわかりやすく喜怒哀楽が表に出て、感情がストーリーにリンクするような役柄だなと。コメディですし、0か100か振り切ったキャラクターを意識していました。僕自身は感情に波がないので、こういった役をやれるのは楽しかったです(笑)。

奥平:原作がある物語なので、しっかり踏襲しなければという思いはありました。原作はもっとずっと先まで進んでいるお話で、僕が演じる澄彦も後半に進むにつれて変化していくので、映画で描かれる部分の澄彦のさじ加減は、その都度監督と話し合いながら演じました。

――荒邦のアクションシーンも作品の見どころですよね。

ラウール:アクションは自信を持てる分野ではなかったのですが、荒邦は物語の“迫力担当”みたいな感じだったので感情的に戦いに挑んでいく姿をしっかり見せなければと思っていました。

奥平:みんなすごくかっこよかったよね。

ラウール:想像以上の仕上がりで…本当に編集が上手だなと(笑)。すごく安心しました。

――撮影は大変でしたか?

ラウール:基本僕は受け身が多かったのですが、アクションをする相手が何人かいたり、それぞれ体格が違ったり、相手によってアクションの仕方が変わるので大変でしたね。直前に追加されるアクションもあったので、瞬発力と頭をフル回転させながらの撮影でした。

――ラウールさんはダンスがお得意ですが、アクションとは違うものですか?

ラウール:違いますね。僕はダンスの振りを覚えるのは結構早い方なので、「アクションも大丈夫かな?」なんて思っていたんですが、全然違いました(笑)。相手の動きも覚えなくてはいけないところが苦戦しました。

――奥平さんもかなり強いという立ち位置で、後半にアクションシーンがありましたよね。

奥平:ラウールくんと一緒にアクションをしました。1ヶ月間くらいトレーニングしていたんですが、筋肉痛がきつかったですね。練習ではプロの方と組むのですが、本番は俳優さん同士じゃないですか。人が変わればリズム感も違いますし、難しかったです。

――奥平さんは数々の映画やドラマに出演して、相手と対峙する芝居をされていますが、アクションで対峙するのとお芝居で対峙するのは違うものですか?

奥平:全然違うと感じました。普段のお芝居だと相手のリズムを気にしないで演じてしまうことも多いのですが、アクションはより相手との呼吸が大切なので、お互いに歩み寄ることが必要でした。すごくおもしろい経験だったので、今後のお芝居にも生かせると思います!