<虎に翼 第86回>ある放火事件が発生する

AI要約

伊藤沙莉主演の連続テレビ小説「虎に翼」は、女性法律家の先駆者をモデルにしたオリジナルストーリーで、困難な時代に奮闘する姿が描かれている。

第86回では、杉田が娘と孫を失った過去が明らかになり、放火事件と金顕洙の逮捕が起きる展開がされる。

寅子と優未、三条支部の事務員・小野の関係性も描かれ、物語が一層ドラマチックに展開している。

<虎に翼 第86回>ある放火事件が発生する

 伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説「虎に翼」(NHK総合・月~土、午前8時~ほか)は29日、第86回が放送される。

 朝ドラ・110作目の「虎に翼」は、女性法律家の先駆者である三淵嘉子さんをモデルとしたオリジナルストーリー。日本初の女性弁護士で後に裁判官となった一人の女性が、困難な時代に道なき道を切り開き、苦境に立たされた人たちを救うために奔走する姿を描く。脚本は吉田恵里香。米津玄師の主題歌「さよーならまたいつか!」がドラマを彩り、語りを尾野真千子が担当する。伊藤が連続テレビ小説に出演するのは、「ひよっこ」(2017)以来7年ぶり2回目。(清水一)

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寅子(伊藤)と優未(竹澤咲子)の姿を見ていきなり号泣した杉田(高橋克実)。実は杉田は昭和20年の長岡空襲で娘と孫を失っていた。

そんな中、ある放火事件が発生。火災があったスマートボール場の経営者である朝鮮人の金顕洙(許秀哲)が逮捕される。寅子は傍聴席に三条支部の事務員・小野(堺小春)が座っていることに気付く。