<おむすび>次期朝ドラに緒形直人、キムラ緑子、新納慎也 ミルクボーイ内海が初出演 制作統括が神戸編を語る

AI要約

橋本環奈さん主演の2024年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」のキャスト情報が明らかになった。緒形直人さん、キムラ緑子さん、新納慎也さん、内場勝則さん、内海崇さん、岡嶋秀昭さんが出演し、阪神・淡路大震災の影響を受けた神戸の人々を演じる。

制作統括の宇佐川隆史さんは、震災をテーマにした朝ドラについての葛藤や意義について語り、30年経った今も震災の記憶を忘れずに未来への願いをつなぐ意図を明かす。

ドラマの詳細は明かされていないが、主人公の成長や震災後の生活が描かれるとし、食の知識で人々の未来を支える栄養士として活躍する主人公の物語が展開される予定である。

<おむすび>次期朝ドラに緒形直人、キムラ緑子、新納慎也 ミルクボーイ内海が初出演 制作統括が神戸編を語る

 橋本環奈さん主演の2024年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」に俳優の緒形直人さん、キムラ緑子さん、新納慎也さん、内場勝則さん、お笑いコンビ「ミルクボーイ」の内海崇さん、岡嶋秀昭さんが出演することが7月26日、明らかになった。内海さんは朝ドラ初出演。6人は、阪神・淡路大震災を正面から描く同作の「神戸編」で、未曽有の災害を経験し、大きな傷を抱えながらも、たくましく生きていく神戸の人々を演じる。

 緒形さんは靴店店主の渡辺孝雄役、キムラさんは総菜屋を営む佐久間美佐江役、新納さんが神戸市職員の若林建夫役、内場さんがテーラー店主の高橋要蔵役、内海さんが小学校教師の大崎彰役、岡嶋さんが整体師の福田康彦役で出演する。

 制作統括の宇佐川隆史さんは、神戸編について「“朝ドラ”で、真正面から震災を描いてもいいのか」と葛藤があったことを明かし、「まもなく30年となろうとする今こそ、“朝ドラ”で震災を描く意味があるという結論にいたりました」と明かす。

 さらに「かつて起こった出来事を、決して忘れないこと。そして今も被災されている方々の苦難を、他人事ではなく、自分事として感じてもらうこと。“朝ドラ”だからこそ、それがかなえられるのではないかと考えました。テレビの向こうで、かつての悲しみや辛い思いに寄り添い、未来への願いへとつながってほしいという、祈りにも似た強い覚悟で『おむすび』というタイトルをつけました」とコメント。

 また、「事前にここまでドラマの内容を告知することについても、さまざまな意見がありました。しかし、不意に震災の様子を目にしてしまい、震災経験者の方々、さらには今も避難されている方々を傷つけてしまうことを、できる限り避けたいという思いから、今回、このような形で発表させていただきました」といい、「主人公が震災で何を感じ、その後の人生に影響していくのか――詳しくはまだお話できませんが、米田結は後に栄養士となり、食の知識で心と体を支え、人々の未来を結んでいきます。『おむすび』というタイトルに込めたこの思いが、少しでも皆さんの心に届けられるよう、チーム一同、全力