元NHK岩田明子氏、「めざまし8」で「モロッコ対アルゼンチン戦」のサポーター乱入に憤慨「これってほぼフーリガンって言っていいんですよね」
モロッコがアルゼンチンに2―1で勝利したサッカー男子パリ五輪1次リーグ第1戦の詳細。
観客の乱入や物投げ込みにより試合が中断され、無観客で再開。アルゼンチンは直前のゴールがVARでオフサイドと判定され、結果的に敗北。
元サッカー選手やコメンテーターがフーリガン行為に懸念を表明。20年以上前のワールドカップでも同様の問題があったと指摘。
フジテレビ系「めざまし8」(月曜~金曜・午前8時)は25日、パリ五輪サッカー男子1次リーグ第1戦でモロッコがアルゼンチンに2―1で勝利したことを伝えた。
この一戦でモロッコは、前半アディショナルタイム(AT)2分に先制点を決めると、後半6分にPKで追加点。アルゼンチンは後半23分に1点を返し、後半AT16分にはゴール前のミドルシュートを一度ははじかれたが、連続でシュートを放ち、最後はバーに当たった跳ね返りをゴールに押し込んで執念で同点に持ち込んだ。
しかし、その後、観客がピッチに乱入し、スタンドからは物が投げ込まれるなどしたため、試合は中断。約2時間の中断を経て、無観客で試合が再開された。その後、得点の直前のプレーがVARでオフサイドと判定されたため、ゴールが取り消され、アルゼンチンは1―2で黒星発進となった。
スタジオには元プロサッカー選手の前園真聖氏が出演。コメンテーターで元NHK解説委員の岩田明子氏は乱入した観客に「これってほぼフーリガンって言っていいんですよね」と質問。これに前園氏は「そうですね」と答えた。
さらに岩田氏はサッカーの2002年日韓ワールドカップを取材した経験を明かし「フーリガン対策をすごい一生懸命やってて、イギリスから専門チームを呼んで警備態勢を強化していた時代もあった」とし「20年以上たっているのにまだ改善されないんだなと思って」と憤っていた。