2016年に発表され、その後開発中止や再始動など紆余曲折があった『Year of the Ladybug』現行プロジェクト版の1stティザー映像公開!2024年秋に何かが起こる?

AI要約

2016年に発表されたホラーゲーム『Year of the Ladybug』が、複数回の開発中止と再始動を経て、ついにビジュアルノベルとして再始動することが発表された。

クラウドファンディングキャンペーンを通じて支援を受け、3年以上の動きがなかったプロジェクトが2024年に再始動。開発は順調に進んでおり、ファーストトレイラーも公開された。

『Year of the Ladybug』は日本語、英語、韓国語に対応し、2024年秋にリリース予定。過去の紆余曲折を経て、ついにプロジェクトが具体化しつつある。

2016年に発表され、その後開発中止や再始動など紆余曲折があった『Year of the Ladybug』現行プロジェクト版の1stティザー映像公開!2024年秋に何かが起こる?

海外アーティストのDave Kang氏は、2016年に発表され鮮烈なインパクトを与えたホラー作品『Year of the Ladybug』について、現在開発中のプロジェクトのファーストティザートレイラーを公開しました。

一度は開発中止、再始動も3年以上動きがなかった

『Year of the Ladybug』は、インディーゲームスタジオMint Mentis Studiosが2016年2月に発表。不気味な怪物が棲まうカナダにある架空の都市を舞台にしたTPSホラーアクションとして大きな話題になりましたが、2017年1月19日に突如として開発中止がアナウンスされました。

2018年に本作のアートディレクターを務めていたDave Kang氏により、アートブックの制作を行うクラウドファンディングキャンペーンをスタート。およそ350万円以上の支援を集めています。クラウドファンディングにはゲームプロジェクトの再始動を示唆する文面もありましたが、その後はしばらく大きな動きがありませんでした。

次に『Year of the Ladybug』の名前が登場したのは2020年3月、Dave Kang氏が自身のXアカウント(当時Twitter)にてプロジェクトの再始動を発表。日本の経験豊富なプロデューサーと話し合ったことや、これが『Year of the Ladybug』になるか不明ながらホラーゲームを製作中であることなどを明らかにしています。しかし、その後新たなクラウドキャンペーンなどは行われたものの、2020年10月30日からゲームに関する動きはありませんでした。

2024年5月に新たな『Year of the Ladybug』プロジェクト再始動を発表

2020年10月の発表からおよそ3年半後、2024年5月11日にDave Kang氏は自身のXにハッシュタグ「#yearoftheladybug」を付けたイラストを投稿。5月14日には、2人の才能ある友人と一緒に、モバイル向けのビジュアルノベルとして『Year of the Ladybug』を開発中であることを発表しました。

そこから定期的に新たなイラストや、本作が日本語、英語、韓国語に対応するといった情報を発信。7月11日には開発が順調に進んでいて最終仕上げに入っていることも発表し、今回ついにビジュアルノベル版の『Year of the Ladybug』のファーストトレイラーが公開されました。映像ではキッチンと盆栽、そして倒れている人物が映されており、その後はおもちゃの車とテーブルの影から何者かが姿を見せています。

なお、映像の最後には「FALL 2024」と書かれています。これがリリース時期なのか、新しい情報を発表する時期なのかは不明です。発売中止や、ビジュアルノベルとしてのプロジェクト再始動など、紆余曲折を経た『Year of the Ladybug』が、いよいよその姿を見せる日が近づいているようです。