マーベル、『デッドプール&ウルヴァリン』のサプライズを守るため偽情報をリークしていた

AI要約

マーベル・スタジオが『デッドプール&ウルヴァリン』のサプライズを守るために偽の情報を流していたことが明らかになった。映画には多くのサプライズがあり、ネタバレの防止が重要視されている。

製作総指揮によると、全てのキャラクターが物語上での目的を持っており、フィットするキャラクターが選ばれた。誰が登場するか否かは明かされず、観客の期待を高めている。

アメリカ・ニューヨークではワールドプレミアが行われ、日本では最速上映が予定されている。観客の注目が高まっている。

マーベル、『デッドプール&ウルヴァリン』のサプライズを守るため偽情報をリークしていた

 マーベル・スタジオ重役のウェンディ・ジェイコブソンが、最新作『デッドプール&ウルヴァリン』のサプライズを守るために、スタジオが偽の情報をリークしていたことを、GamesRadarのインタビューで明らかにした。

 『デッドプール&ウルヴァリン』には、主演のライアン・レイノルズが「マーベルから許可が下りなかったこともありますが、映画にはたくさんのサプライズがあります」と韓国での記者会見で語ったように、公開まで明かされない情報が多数存在すると見られている。SNSが発達した現在、一般公開を前に情報が流出する恐れもあり、実際に『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』公開当時、重大なネタバレが含まれた本編映像がYouTubeでリークされた事態も起こった。

 本作の製作総指揮を務めたジェイコブソンによると、マーベル・スタジオは映画のサプライズを守るために、オンラインや関係者に偽の情報を流していたという。「カメオ出演に対して肯定も否定もしませんが、私が言えることは、この映画に登場するもしくは登場しないキャラクター全てが、映画の仕掛けで終わってしまわないようにすることが重要だったのです」

 映画に登場する全てのキャラクターに「物語上での目的がある」とも語ったジェイコブソンは、「誰がフィットして、誰がそうでなかったのか。とてもコラボレーティブな作業でした」と製作を振り返っている。

 アメリカ・ニューヨークでは現在、本作のワールドプレミアが行われており、世界で初めて映画本編が上映されている。日本では明日24日に最速上映、本国では26日から劇場上映される。(編集部・倉本拓弥)