トム・ホランド主演『スパイダーマン4』新監督を起用へ マーベル社長が明言

AI要約

トム・ホランドが主演を務める『スパイダーマン』シリーズ第4弾は、前3作を手がけた監督ではなく新たな監督が起用される可能性が高い。

前3作を成功に導いたジョン・ワッツ監督は他のプロジェクトに多忙で、新たな監督が必要と考えられている。

第4弾の進捗は進んでおり、トム・ホランドも含めて企画が進められている。

トム・ホランド主演『スパイダーマン4』新監督を起用へ マーベル社長が明言

 トム・ホランドが主演を務める『スパイダーマン』シリーズ第4弾の監督は、前3作を手がけたジョン・ワッツではなく、新たな監督を起用することになりそうだ。マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギが、CinemaBlend に明かした。

 前作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2022)で完結した三部作を大成功に導いたワッツ監督は、現在ハリウッドの売れっ子監督として多数の企画に参加している。9月に日米同時公開を控えるジョージ・クルーニー&ブラッド・ピット共演作『ウルフズ』のメガホンを取り、人気ホラーシリーズ『ファイナル・デスティネーション』最新作の製作を務めるほか、『スター・ウォーズ』の新実写ドラマシリーズ「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー(原題) / Star Wars: Skeleton Crew」も手がけるなど大忙しだ。

 最新作『デッドプール&ウルヴァリン』(7月24日最速公開)のプロモーションで同サイトの取材に応じたファイギ社長は、「私たちはジョンが大好きだ。ジョンは私たちのために最高の『スパイダーマン』3部作を作ってくれた」と感謝を述べつつ、「彼は現在、やらなければならないことが山ほどある。私たちは、(監督として)別の人を探すことになるだろう。彼が多忙であるからだ」とワッツ監督の多忙により、第4弾は新監督がメガホンを取ることを示唆した。

 第4弾の正式発表はまだだが、企画開発は主演のトムを交えて行われている。ファイギ社長は、第4弾の進捗について「(プロデューサーの)エイミー・パスカルと私は現在取り組んでいるところ。脚本家たちが間もなく草稿を届けてくれるだろう」とio9のインタビューで語っている。(編集部・倉本拓弥)