「冨樫先生ありがとう」HUNTER×HUNTER、9月に新刊発売で歓喜の声… “匂わせツイート” には「やめてくれ」ファン心理は複雑
冨樫義博氏による大人気漫画『HUNTER×HUNTER』の最新刊38巻が、2年ぶりに9月4日に発売されることが発表された。
作品はゴンが父親と会うためにハンターとなり、仲間たちと成長するバトル漫画で8000万部を突破する人気作。
作者冨樫氏の腰痛による長期休載問題や休載中のプライベート情報の開示などが話題に。
7月22日、冨樫義博氏による大人気漫画『HUNTER×HUNTER』の最新刊となる38巻が、9月4日に発売されることが公表された。37巻は2022年11月に発売しているので、実に2年ぶりの新刊となる。
「週刊少年ジャンプで連載中の『HUNTER×HUNTER』は1998年に連載が始まりました。本作は、主人公のゴンが父親ジンと会うために父と同じハンターとなり、仲間たちと成長するバトル漫画。累計発行部数は8000万部を突破する大人気作品です。
ただ、たびたび話題になるのが “休載問題” です。2012～2014年の約2年、2018年～2022年の3年11カ月など、作者の体調不良により何度も年単位での休載をはさんでいます。原因は、冨樫氏の腰痛です。前作の『幽☆遊☆白書』の連載中は一度しか休載していないので、かなり深刻な状態なのがわかります。
『HUNTER×HUNTER』の連載開始は大人気漫画『ONE PIECE』とほぼ同時期で、そのワンピースが現在109巻であることを鑑みても、かなり休載が多いことがわかります。ただ、長期休載をはさんでも多くのファンが心待ちするほどの名作なのは間違いありません」（漫画ライター）
今回の最新刊の発売発表には、X上で喜ぶファンが多い。
《HUNTER×HUNTER新刊… 冨樫先生、ありがとう》
《HUNTER×HUNTERの新刊発売日俺誕生日なんだけど、冨樫義博からのプレゼントって事？》
度重なる休載で、作者の冨樫氏の体調を気遣う声が多いなか、ファンを安心させてくれる “変化” があった。
「休載中の2022年5月、冨樫氏がXアカウント（当時はTwitter）を開設したんです。原稿の進行状況などを逐一アップするようになりました。
それまでは休載中に冨樫氏のプライベートがまったく見えなかったので、『冨樫休むな』という心ない声も見かけましたが、SNS開設後は腰痛に耐えて原稿を書く苦労を理解するファンが増えましたね」（同前）
とはいえ、Xを始めれば始めたで、ファンからは “匂わせ” 投稿はしないでほしいとの複雑な声も──。
《冨樫の匂わせに脳破壊されそう ネームでいいから続き読みたいのだよ》
《冨樫先生はXで連載匂わせしなくていいからさっさと本誌でいつ連載するのか教えてほしい》
ここ数年、新刊発売と同時に連載再開も発表している『HUNTER×HUNTER』。週刊少年ジャンプで最新話を読めるのは、もう少し先のようだ。
