葵わかな&木村達成の姿が 白井晃演出『セツアンの善人』メインビジュアル公開

AI要約

白井晃が演出を務める『セツアンの善人』のメインビジュアルが公開された。

『セツアンの善人』は、第二次世界大戦中、ナチスにより市民権を剥奪されたドイツの劇作家ベルトルト・ブレヒトが亡命先で執筆し、1943年にスイスのチューリッヒで初演された作品。「人はどこまで善人でいられるのか」「人はお金で幸せになれるのか」という現代社会に生きる人々にも通じる痛切な問いかけが、心優しき女性シェン・テと、ビジネスに徹する冷酷な青年シュイ・タという真逆な人物を通して描き出される。

今回の上演では、ドイツ文学者の酒寄進一が新訳を手がけるほか、ミュージカルやストレートプレイまで多くの音楽を作曲した国広和毅が音楽監督を担当。パウル・デッサウの楽曲をもとに、歌ありライブ演奏ありの臨場感のあふれる舞台となる。

公開されたビジュアルには、葵わかな、木村達成、渡部豪太、七瀬なつみ、あめくみちこ、小林勝也、ラサール石井、小宮孝泰が出演する。『セツアンの善人』は2024年に上演予定。

葵わかな&木村達成の姿が 白井晃演出『セツアンの善人』メインビジュアル公開

白井晃が演出を務める『セツアンの善人』のメインビジュアルが公開された。

『セツアンの善人』は、第二次世界大戦中、ナチスにより市民権を剥奪されたドイツの劇作家ベルトルト・ブレヒトが亡命先で執筆し、1943年にスイスのチューリッヒで初演された作品。「人はどこまで善人でいられるのか」「人はお金で幸せになれるのか」という現代社会に生きる人々にも通じる痛切な問いかけが、心優しき女性シェン・テと、ビジネスに徹する冷酷な青年シュイ・タという真逆な人物を通して描き出される。

今回の上演では、ドイツ文学者の酒寄進一が新訳を手がけるほか、ミュージカルやストレートプレイまで数々の音楽を作曲し、2023年に上演された『ある馬の物語』でも白井とタッグを組んだ国広和毅が音楽監督を担当。パウル・デッサウの楽曲をもとに、歌ありライブ演奏ありの臨場感のあふれる舞台となる。

公開されたビジュアルには、貧民窟に暮らす心優しき娼婦のシェン・テと、冷酷にビジネスに徹する架空の従兄シュイ・タを一人二役で演じる葵わかな、シェン・テが恋に落ちる失職中のパイロット、ヤン・スンを演じる木村達成の姿が収められている。

なおそのほかのキャストとして、神様と交信する水売りのワン役を渡部豪太、息子を溺愛するヤン・スンの母親のヤン夫人役を七瀬なつみ、シェン・テが買い取ったタバコ屋の元オーナーである未亡人のシン役をあめくみちこ、シェン・テのタバコ屋に居座る大家族の祖父役を小林勝也、そして下界で善人探しをする人間臭い3人の神様役をラサール石井、小宮孝泰、松澤一之が演じるのに加え、栗田桃子、粟野史浩、枝元萌、斉藤悠、小柳友、大場みなみ、小日向春平、佐々木春香が名を連ねた。

併せて白井と葵、木村からのコメントが到着した。『セツアンの善人』は、2024年10月16日(水) から11月4日(月・休) に東京・世田谷パブリックシアター、11月9日(土)・10日(日) に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールで上演される。