海だ! 高原だ! 花火だ! “ロケの聖地”伊豆半島の絶景夏旅おすすめスポットはココ!

AI要約

伊豆半島は観光地として知られ、昔ながらの街並みや豊かな自然、絶品グルメが魅力。映像制作者にも人気で、多くの作品にロケ地として使用されている。

伊豆の海辺は映像作品に彩りを添えており、ドラマや映画で多くの場面が撮影されている。特に夏には海が外せない観光スポットとなっている。

西伊豆は夕陽のまちとして知られ、近年ではロケ地として注目を集めている。黄金崎公園や田子瀬浜海水浴場など、多くの作品で活躍している。

海だ! 高原だ! 花火だ! “ロケの聖地”伊豆半島の絶景夏旅おすすめスポットはココ!

関東近郊の観光地として知られている伊豆半島は、昔ながらの街並みに、地元食材をふんだんに使った絶品グルメ、そして四季折々で表情を変える豊かな自然が魅力。旅行客のみならず、映画やドラマなどの映像制作者にも高い人気を誇っており、ロケの聖地と呼ばれて久しい。

なかでも夏に外せない観光スポットといえば、その美しさには定評がある海。これまで、伊豆の海辺の風景は、数々の映像作品を彩ってきた。7月16日(月)発売のロケーションジャパン8月号より、選りすぐりのロケ地をいくつかご紹介する。

今年の1月期ドラマ『春になったら』では、瞳(奈緒)と雅彦(木梨憲武)が本音を交わす重要なシーンで下田の吉佐美大浜海水浴場が使われた。また、伊豆半島の様々なスポットがロケ地になっているのは、福山雅治主演の映画『真夏の方程式』(2013年)。終盤で湯川学(福山)と川畑成美(杏)が話していた場面は、奇岩がそびえ立つ西伊豆の浮島海岸で撮影された。ほかにも下田市や南伊豆町でも撮られており、伊豆の美しい海が物語に色彩を加えている。

特に“夕陽のまち”として名高い西伊豆はロケで近年注目を集めている。黄金崎の名の由来の通り夕陽を浴びて黄金色に輝く岩肌が美しい黄金崎公園は映画『レジェンド&バタフライ』(2023年)のロケ地。鹿狩りに出た信長(木村拓哉)が崖から落ちる場面が撮影された。展望台からは富士山が一望できるので、ぜひ立ち寄りたいスポットにひとつだ。ドラマ『金田一少年の事件簿』(2022年)「聖恋島殺人事件」の回で、聖恋島の船着き場や金田一一行の宿泊先が建てられたのは西伊豆町の田子瀬浜海水浴場。透き通った海は磯遊びやシュノーケリングに最適だ。澄んだエメラルドグリーンの碧海を満喫できるシーカヤックやSUPなどのアクティビティーも楽しめるので夏旅にピッタリ。また、おとなりの松崎町を代表する作品といえばドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004年)が思い浮かぶ。伊豆ののどかな風景の中で朔太郎(山田孝之)と恋人の亜紀(綾瀬はるか)が青春を過ごす同作には、松崎港防波堤や松崎港を一望できる牛原山、那賀川の浜丁橋などが登場する。

そのほかにも伊豆旅行で訪れたいのは絶景を誇るジオスポット。ドラマ『時をかける少女』(2016)やドラマ『地味にスゴイ!DX校閲ガール・河野悦子』(2017)に登場した下田市の龍宮窟や、2023年日経プラス1「青の洞窟」ランキングで栄えある1位に輝いた西伊豆町の堂ヶ島の天窓洞も必見。堂ヶ島の天窓洞はアニメ『ゆるキャン△ SEASON2』(2021年)にも登場して、聖地になっているという。