城島茂 福島への思い熱弁「『福島の野菜がどうだ』と言われるのは自分が作ったものが言われてる感覚だった」

AI要約

TOKIOの城島茂が福島県の農林水産物の魅力を発信するCMに出席。

TOKIOは13年目の起用で、震災後に福島支援活動を行い、浪江町での村づくりも関わる。

城島は震災当日の体験を振り返り、村への愛着や福島への支援について熱く語った。

 TOKIOの城島茂が16日、都内で行われた「ふくしまプライド。」新CM発表会に出席した。

 CMは2011年3月に発生した東日本大震災以降、福島県の農林水産物の魅力などについて発信するもの。TOKIOは12年から起用され続け、今年で13年目を迎える。TOKIOとしてもCMのほか、日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!!」の企画で2000年から同県の浪江町で「村づくり」を始めるなど、ゆかりが深い。

 同県の内堀雅雄知事は「私たちが一番つらくて苦しい時に、真っ先に駆けつけてくれたのがTOKIOの皆さん」と感謝。それを受け城島は、浪江町での村づくりを引き合いに「『(福島を)助けよう』って感覚はなく、自分たちも(震災)当日は村にいて、被災した」とし自分事だったと説明。「その後も村に帰れず、今に至る部分で、自分たちのホームに帰れないつらさだったり、周りから『福島の野菜はどうだとか』って言われるのは自分が言われてる感覚だった」と熱弁した。

 続けて「(震災)当時はTOKIOは5人いましたし、5人で『力合わせて立ち上がろう』って。福島の人たちの思いも含めて『皆負けんじゃないぞ』っていう思いを言わせていただいた時期だった」と振り返った。