真木よう子、映画撮影中に“奇跡” 監督「真木さんからこそできた」

AI要約

俳優の真木よう子が映画『大いなる不在』の公開記念舞台あいさつに登壇。撮影中の“奇跡”エピソードも披露。

映画は、息子が認知症になった父の人生を追うサスペンスヒューマンドラマ。

真木は近浦監督の熱意に惹かれて出演し、演技力が絶賛される。

真木よう子、映画撮影中に“奇跡” 監督「真木さんからこそできた」

俳優の真木よう子が12日、都内で行われた映画『大いなる不在』の公開記念舞台あいさつに登壇。近浦啓監督が、撮影中に真木が起こした“奇跡”を明かした。

 同作は、幼い頃に自分と母を捨てた父(藤竜也)が警察に捕まり、報せを受けた卓(森山未來)が久しぶりに父の元を訪ねると、そこには認知症で別人のように変わった父の姿があり、父の再婚相手の義母(原日出子)は行方不明になっていた。いったい何があったのか。息子が知られざる父親の人生に触れていくサスペンスヒューマンドラマ。真木は、卓の妻・夕希を演じる。

 真木は当初、「この役に自分が合うのかなと思っていた」という。近浦監督からの熱烈な手紙をもらい、出演に至ったことを明かした。近浦監督は、撮影を振り返り「真木さんの後ろ姿を見ていたら『風が吹くな』と思ったんです。なので、『あそこで立ち止まって、夕日を見上げてください』って言ったら『わかった』って。見上げたら、ワンテンポ遅れてすごい風が吹いたんです」と驚きのエピソードを披露。「あれはさすがにヘリでも難しいくらい奥の木まで揺れていました。真木さんだからできた」と真木が演じる夕希を絶賛した。

 真木は「ありがとうございます」と照れ笑い。「近浦監督のこと、すごい好きなんですよね。参加できて良かったなという気持ち」と充実感にあふれた笑顔をmしえた。

 イベントには、藤、原も登壇した。