富澤たけしが“サンドウィッチマン似”のちよみ（飯沼愛）の実の父親役で『南くんが恋人!?』に出演　役作りは「悩んだ末に適当にやりました（笑）」

『南くんが恋人!?』（テレビ朝日系　7月16日スタート　毎週火曜　午後9時～9時54分※初回は拡大SP）に、サンドウィッチマン・富澤たけしの出演が決定した。

　飯沼愛を主演に迎え、これまでに幾度となく映像化されてきた名作「南くんの恋人」（原作・内田春菊／青林工藝舎刊）を令和初の映像化。相手役の南くん役には人気ダンス＆ボーカルグループ・FANTASTICSのメンバーとして活躍する八木勇征を迎え、男女逆転バージョンの『南くんが恋人!?』を送る。

　これまでの作品で15センチの手のひらサイズになってきたのは女の子・ちよみだったが、『南くんが恋人!?』では南くんが手のひらサイズになって、ちよみの前に現れる。脚本を手掛けるのは、1994年放送の高橋由美子＆武田真治版『南くんの恋人』でも脚本を担当した岡田惠和。

　新たに出演が発表されたサンドウィッチマン・富澤たけしが演じるのは、飯沼愛演じる主人公・堀切ちよみの実の父親。ちよみの母・楓（木村佳乃）と離婚する際、あまりのダメ亭主だったため、実の母である百合子（加賀まりこ）に家を追い出されていた“サンドウィッチマン似”のちよみの父。その後、百合子の養女となった楓は信太郎（武田真治）と再婚し、現在のちょっぴり複雑ながらも仲の良い堀切家が出来上がった。

　富澤が出演するのは、まだちよみが幼い頃に楓と離婚し家を出ていく、という回想シーン。母親役の加賀、妻役の木村との共演とあって「加賀さんの圧にやられそうで緊張していた」と明かしつつ、「でもいろいろ話しかけていただいて、楽しくできました」と撮影を振り返った。

「もしも相方の伊達みきおが15cmの手のひらサイズになってしまったら…？」という質問を受けた富澤は、しばらく考えた後「『帰れマンデー』とかでもポケットに入れて歩くことになるんですよね…」と想像し、「やだな（笑）。逆がいいですね」とまさかの拒否。さらに「漫才もマイクの位置とかに困っちゃうから、手のひらに乗せてやるしかないのかな…」と思いを巡らせた。

＜富澤たけし　コメント＞

最初に『南くんが恋人!?』のお話を頂いたときは「よっしゃー！」と思ったんです。主役だと思ったので（笑）。そしたら、“名もなきお父さん”の役でした。

加賀まりこさん、木村佳乃さんとご一緒するシーンだったので、加賀さんの圧にやられそうで緊張していたんですけど、いろいろ話しかけていただいて楽しくできました。

“サンドウィッチマン似”ということで、役作りも必要かと考えたのですが…悩んだ末に適当にやりました（笑）。監督もOKを出してくれたので、大丈夫だったんだと思います！　そんなにたくさん出てませんが…ぜひ楽しみにしていてください！