山田洋次監督「お金をかけて作っているドラマがなくなっていると僕は悲しく思う」特別表彰で吐露

AI要約

山田洋次監督(92)が第14回衛星放送協会オリジナル番組アワード授賞式で特別表彰を受けた。前田吟(80)もサプライズで駆けつけ、「何とも感慨無量」と声を詰まらせた。

山田監督は地上波のドラマの安上がりな制作に悲しみを覚え、「男はつらいよ」シリーズの衛星放送放映に期待を寄せた。

「男はつらいよ」シリーズ公開55周年を祝い、衛星放送の重要性を強調する山田監督の言葉が印象的であった。

 山田洋次監督(92)が12日、都内で行われた第14回衛星放送協会オリジナル番組アワード授賞式で特別表彰を受けた。「男はつらいよ」シリーズ公開55周年の功績を認められ、前田吟(80)もサプライズで駆けつけ「何とも感慨無量」と声を詰まらせた。

 一方で「明らかに地上波のドラマは、安上がりに作っていると分かる。お金をかけて作っているドラマがなくなっていると、僕は悲しく思う」と吐露。「男はつらいよ」シリーズが近年、衛星放送で放送されていることも踏まえ「衛星放送の役割は大きい」と期待した。