テレビ東京「激録・警察密着24時!!」 BPO放送倫理検証委員会が審議入り

AI要約

テレビ東京が12日、昨年3月に放送した「激録・警察密着24時!!」について、BPO放送倫理検証委員会が審議を行うことを決定した。

テレビ東京は審議に誠実かつ真摯に対応し、今後の適切な放送への対策を講じ、信頼される番組作りに努めるとコメントした。

番組では不正競争防止法違反事件を取り上げ、事件で逮捕された4人の内3人が不起訴になった事実に触れず、刺激的なナレーションを多用していた。

テレビ東京「激録・警察密着24時!!」 BPO放送倫理検証委員会が審議入り

テレビ東京が12日、昨年3月に放送した「激録・警察密着24時!!」について、同日、BPO放送倫理検証委員会が審議を行うことを決定したことを発表した。

テレビ東京は「当社は本事案を重く受け止め、審議に対して誠実かつ真摯に対応し、協力してまいります。今後の適切な放送への対策を講じ、信頼される番組作りに努めてまいります」とコメントした。

先月には、BPO放送人権委員会の審理に入ったことを発表。同社は「当社が2023年3月に放送した番組『激録・警察密着24時!!』について、BPO放送人権委員会は関係者からの人権侵害を訴える申立てを受けて本日、審理に入ると発表しました。当社は本事案を重く受け止め、審理には誠実かつ真摯に対応してまいります」と報告していた。

同番組内では「鬼滅の刃」の商品に関する不正競争防止法違反事件を取り上げ、事件で4人が逮捕されたと伝えたが、その後の捜査で3人は不起訴に。不起訴の事実に言及することなく放送を行い、「逆ギレ」や「今度は泣き落とし」といった刺激的なナレーションを多用していた。