広瀬アリス、国連WFP協会の親善大使就任 途上国での経験語る「多くの子どもたちを支援したい」

AI要約

10日、「国連WFP協会 親善大使就任記者発表会」が都内で行われ、俳優の広瀬アリス(29)が親善大使に任命された。

途上国の学校給食支援プロジェクトに参加する広瀬は、過去の途上国訪問体験から支援活動に参加したいという思いを持っている。

広瀬は途上国での体験を振り返りながら、飢餓撲滅の重要性を強調し、多くの子どもたちに食べ物を支援したいと話している。

広瀬アリス、国連WFP協会の親善大使就任 途上国での経験語る「多くの子どもたちを支援したい」

 10日、「国連WFP協会 親善大使就任記者発表会」が都内で行われ、俳優の広瀬アリス(29)が登壇し、親善大使に任命された。

 飢餓撲滅のため、途上国の学校給食を支援するプロジェクトに参加する広瀬は、以前、仕事で途上国を訪れた経験から、支援に携わりたいという思いがあったという。

 広瀬は「10年ほど前に途上国に行った際にロケバスの中でお昼ご飯を食べるときがあり、そのときに『絶対にドアとか窓を開けないでください』と言われた。『なんでですか?』と聞くと、『おなかを空かせた子どもたちがご飯くださいという意味で“トントントン”とくるから絶対に窓を開けないように』と言われた。カーテンを全部閉めてご飯を食べ始めると、ロケバス全体から“トントントン”とたたく音が聞こえてきた。私たちは学校に行って給食を食べるのはかなり当たり前だと思っていたが、自分たちの当たり前が当たり前じゃないと思った瞬間だった」と当時を振り返った。

 続いて「少しでも多くの子どもたちに食べ物を支援したいという思いがあったので、今回、お話をいただいてとてもうれしい」と話している。(『ABEMA Morning』より)